作品名 VIVANT(ヴィヴァン)
第1シーズン:2023年7〜9月・TBS系 日曜劇場/全10話(原作・演出:福澤克雄)
第2シーズン:2026年7月〜放送中
犯人・黒幕 誤送金事件の実行犯:太田梨歩(丸菱商事 財務部/ハッカー「ブルーウォーカー」)
真犯人(指示役):山本巧(乃木の同期/テントのモニター)
金の受け皿:GFL社(社長のアリ・カーンはテントの日本担当幹部)
背後の組織:国際テロ組織テント
動機 山本:日本への不満からテントに接触し、モニターとして協力していた
太田:ハッカーの正体を知る山本に脅されていた
テント:活動資金の調達
凶器・手口 送金プログラムを改ざんし、1,000万ドルの送金申請を1億ドルに書き換え。金はGFL社に渡り、ダイヤモンドに換えられた
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ドラマ『VIVANT』の誤送金事件で送金プログラムを改ざんした実行犯は、丸菱商事・財務部の太田梨歩(飯沼愛)です。太田を脅して改ざんさせた真犯人は乃木の同期・山本巧(迫田孝也)で、その背後には国際テロ組織「テント」がいました。

・実行犯:太田梨歩(財務部/天才ハッカー「ブルーウォーカー」)
・真犯人(指示役):山本巧(乃木の同期/テントのモニター)
・金の受け皿:GFL社(社長のアリ・カーンはテントの日本担当幹部)
・背後の組織:国際テロ組織テント
・誤送金された1億ドルを丸菱商事が取り戻した描写はない
・第2シーズンで別班員5人を売ったのは野崎守(のちに潜入捜査と判明)

『VIVANT』は、TBS系「日曜劇場」で2023年7月16日から9月17日まで放送された全10話のオリジナルドラマです(原作・演出:福澤克雄、主演:堺雅人)。誤送金事件が描かれるのは第1話から第4話まで。2026年7月26日からは第2シーズンが放送されています(TBS公式サイト)。

※この記事は2026年10月6日時点の情報です。第2シーズンは10月4日放送の第19話までを反映しています。誤送金の額は劇中で「1億ドル」と描かれており、日本円での表記は媒体によって130億円・140億円と分かれるため、この記事では「1億ドル」で統一します。

犯人が分かってから第1話を見返すと、乃木の相談に乗る山本の言動がまるで違って見えてきます。U-NEXTで『VIVANT』を第1話から見返す

VIVANTの犯人は誰?誤送金の実行犯と真犯人をネタバレ

誤送金事件の犯人は1人ではありません。プログラムを書き換えた人物、その人物を動かした人物、金を受け取った側、という層に分かれています。

VIVANT誤送金事件の犯人相関図
役割 人物・組織 やったこと 判明する話数
実行犯 太田梨歩(財務部) 送金プログラムを改ざんした 第3話
真犯人(指示役) 山本巧(エネルギー事業部1課長) 太田を脅して改ざんさせた 第4話
金の受け皿 GFL社(社長アリ・カーン) 誤送金された1億ドルを受け取り、返金を拒んだ 第1話・第4話
背後の組織 テント アリを日本担当の幹部に置き、山本をモニターとして使っていた 第4話

手を動かしたのは太田、やらせたのは山本、金を手にしたのはテントという構図です。

実行犯は財務部の太田梨歩(ブルーウォーカー)

財務部の太田梨歩(ブルーウォーカー)

第3話、帰国した乃木と公安の野崎は、警視庁サイバー犯罪対策課の東条の力を借りて丸菱商事のサーバーを調べます。すると、GFL社あての送金だけ金額のゼロが1つ増えるよう、送金プログラムが書き換えられていました。1,000万ドルの申請が1億ドルになったのは、このためです。

書き換えは経理部長・原のパソコンから行われていましたが、監視カメラ映像に映っていたのは太田でした。U-NEXTの作品ページにある第4話のあらすじにも、誤送金を仕組んだのが財務の太田だと突き止めたことが書かれています。第4話では、太田の正体が世界的なハッカー「ブルーウォーカー」だったことも分かります。

太田を動かした真犯人は乃木の同期・山本巧

乃木の同期・山本巧

ブルーウォーカーは私利私欲で動くハッカーではない、というのが東条の見立てでした。野崎も、彼女の正体を知る誰かが丸菱商事へ引き入れたと見て、背後の人物を探します。

決め手になったのは1枚の写真です。ジャミーンが持っていた2019年3月16日の写真に、戦闘服姿の山本が写り込んでいました。乃木が「警察が太田の居場所をつかんだ」という偽の情報を流すと、あわてて会議室を飛び出したのは、疑われていた3人ではなく山本でした。

その後、山本はテントのモニターを名乗る黒須に助けられ、2年前に太田を脅して入社させたことを自分から口にします。ところが黒須の正体は別班。拘束された山本は自白剤を打たれ、テントのモニターであることを認めました。

山本の背後にいた黒幕はテント

山本の自白によると、バルカ共和国で彼の訓練を世話していたのは、GFL社の社長アリ・カーンでした。アリの本当の顔は、テントの日本担当を務める幹部です。誤送金の送金先そのものが、テント幹部の会社だったことになります。会社員のミスに見えた送金は、テントに金を流すための工作でした。

ふみ@管理人
ふみ@管理人
味方だと思っていた同期が黒幕だった…という展開、会議室を飛び出す山本の後ろ姿で私は思わず声が出ました〜。第1話から乃木の相談相手だった分だけ、裏切りの衝撃が大きいんですよね!

VIVANTの誤送金で乃木や長野専務が犯人だと思われた理由

最初に疑われたのは、主人公の乃木です。送金の申請ボタンを押したのが乃木で、その時刻にパソコンへ向かう姿が監視カメラに残っていました。社内調査の結果も「システムエラーではなく人為的な操作」。乃木は横領を疑われ、差額の9,000万ドルを1か月で取り戻せなければクビ、という状況でバルカへ向かいます。

帰国後の調査対象は、長野専務、宇佐美部長、水上、太田、原部長の5人でした(シネマトゥデイの第3話の記事より)。なかでも怪しく見えたのが長野専務です。太田に何度も連絡していた「fox.777」の正体で、取り調べでは太田との不倫と薬物の過去を打ち明けました。裏付けが取れて疑いは晴れ、誤送金事件の犯人ではなかったと分かります。第2シーズンでは、この長野専務が別班員だったことも判明しました。

誤送金は乃木がわざとやった?

乃木がわざと金額を変えたわけではありません。申請された金額は契約どおりの1,000万ドルで、1億ドルになったのは太田の改ざんによるものです。

ただし、乃木は「何も知らない被害者」でもありませんでした。第4話で山本と向き合ったF(乃木のもう一つの人格)は、GFL社との共同事業はアリに近づくためだったと明かしています。社内の誰かがテントのモニターだと見て、動き出すのを待っていたとも語りました。誤送金そのものはテント側の仕掛けでも、GFL社とアリは最初から別班の標的だったと考えられます。

ふみ@管理人
ふみ@管理人
長野専務が夜の神社に現れたとき、私は「犯人この人でしょ!」と確信してました…。あの告白がひっくり返るのは3年後の続編なので、初見で当てるのはさすがに無理ですね〜。

太田はなぜ誤送金に加担した?山本が日本を裏切った動機

太田梨歩はなぜ山本に従った?

太田は自分の意思でテントに協力していたわけではありません。山本は、太田がブルーウォーカーだという情報をテントの情報部から受け取り、それをもとに彼女を脅して丸菱商事へ入社させていました。

実行犯だと特定された後、太田は山本に拉致され、倉庫に閉じ込められています。第6話で保釈されたときも、協力を求めてきた黒須を山本の仲間だと思い込み、激しく怯えていました。劇中では、山本に脅されてハッキングを続けていた人物として描かれています。

山本巧がテントのモニターになった理由

自白剤を打たれた山本が語った動機は、日本という国への不満でした。平和ボケしたこの国は一度痛い目に遭った方がいい。そう考えてテロ組織を調べ、ダークウェブの掲示板で発信していたところ、テントからメールが届きます。送られてきたチケットでネパールへ渡り、そこからバルカへ入ってアリのもとで訓練を受けました。

ただ、山本は組織の中枢にいたわけではありません。自白剤を打たれても、リーダーの正体も、テロの時期や場所も答えられませんでした。第2シーズン第12話では、モニターには3つのランクがあり、山本は一番下だったことがアリの口から語られます。ベキの存在まで知らされている最上位は、新庄やザイールなど7人ほど。TVガイドの迫田孝也さんインタビュー記事でも、山本は「テントの最下層モニター」と紹介されています。

誤送金の黒幕だった山本は、テントの中では何も知らされていない末端でした。山本が信じていた「日本を標的にするテント」という姿も、第1シーズン終盤でベキ本人が否定しています。組織の本当の顔を知らないまま、自分の恨みを重ねて動いていたとも読めます。

テントが誤送金を仕掛けた目的

テントは、請け負った犯罪やテロで得た収益を孤児院の運営に充て、さらにバルカ北西部の土地を買い集めるための資金を必要としていました。その土地の地下に、高純度のフローライト(蛍石)の鉱脈が眠っていたからです。幹部会議の場面では、別の企業に誤送金を仕掛けて得た金を金塊に換えていた幹部の件も出てきます。丸菱商事の1億ドルも、こうした資金集めの1つだったと考えられます。

山本が誤送金の黒幕だと分かる伏線を整理

山本の正体が明かされるのは第4話ですが、話数順に並べると、手がかりは早い段階から置かれていました。

話数 伏線・描写 最終的に分かること
第1話 誤送金が発覚すると、事業部全体の問題だと言って自分から対応に加わる。バルカにいる乃木にも電話で社内の様子を伝える 事件を仕組んだ本人が、乃木のいちばん近くで経過を追える位置にいた
第3話 元情報システム部の同期として、サーバールームへの侵入作戦に協力する 捜査の進み具合を、容疑者の誰よりも近くで知ることができた
第3〜4話 太田が実行犯だと分かった直後、太田が退職して姿を消す 特定を知っていたのは作戦に加わった4人だけ。情報を漏らせたのは山本しかいない
第4話 ジャミーンの写真(2019年3月16日)に戦闘服姿の山本が写っている ネパール旅行を装ってバルカへ渡り、テントの訓練を受けていた
第4話 「太田の居場所が分かった」と聞いて、1人だけ会議室を飛び出す 太田を監禁していたのは山本だった
第4話 拘束後、テントなんて組織は知らないと否定する 誰も「テント」が組織の名前だとは言っていない。知っていること自体が証拠になった

3つ目は、消去法で山本にたどり着ける手がかりです。野崎も第4話で、サーバールームの作戦に加わった4人以外に情報は漏れていないと振り返っています。

表向きは商社マンの送金ミス。誤送金事件の真相は、テントのモニターが脅して入社させたハッカーにプログラムを書き換えさせ、テント幹部の会社へ金を流した資金工作でした。

ふみ@管理人
ふみ@管理人
テントという組織は知らない、というあのひと言、初見では完全に聞き流してました…!すかさずそこを突く黒須の返しまで含めて、何度でも見たくなるやり取りです〜。

VIVANTの誤送金はどうなった?1億ドルの回収と犯人の結末

誤送金された1億ドルは回収された?

丸菱商事が1億ドルを取り戻した場面は、第1シーズンの最終回まで描かれていません。GFL社に渡った金はダイヤモンドに換えられてテント側のザイールに渡り、そのザイールは返金を拒んで自爆しました。金はテント側に渡ったままと考えられます。

VIVANT誤送金事件で1億ドルがたどった流れ

一方、乃木の疑いは晴れています。改ざんしたのが太田で、背後に山本がいたと分かったためです。第2シーズン第19話までのあらすじを確認しても、回収についての新しい描写は見当たりません。

山本巧の最期

山本は第4話のラストで死亡します。自白剤の効果が切れて目を覚ますと、そこは橋の上でした。乃木と黒須は別班の命令に従って山本を排除し、現場には揃えた靴と遺書が残されます。首つり自殺に見せかけた偽装でした。

U-NEXTの第5話あらすじには、山本の死に違和感を抱いた野崎が乃木を徹底的に調べる、とあります。現場周辺の防犯カメラがすべて使えなくなっていたことから、野崎は乃木を疑い始めました。

太田梨歩のその後

太田は、匿名の通報を受けた公安によって埼玉県の倉庫で保護されました。第6話では別班が用意した1億円で保釈され、黒須から、その力を国のために使ってほしいと求められます。山本を尋問したときの映像を見て誤解が解けた後は、テントの通信の解析を引き受けました。最終回で日本国内のモニターが公安の新庄だと突き止めたのも、太田の解析です。

ふみ@管理人
ふみ@管理人
誤送金の実行犯だった太田が、最後はテントのモニターを見つける側に回るんですよね。第1シーズンで一番立場が変わった人は、実は彼女かもしれません!

VIVANT第2シーズンの犯人・裏切り者は誰?誤送金事件とのつながり

ここからは補足です。2026年7月26日に始まった第2シーズンでは、誤送金事件とは別に、別班員5人が拉致される事件が起きています。10月4日放送の第19話までの内容で、最終回(11月8日予定)までに評価が変わる可能性があります。

別班員5人を売ったのは誰?

5人の身柄と情報を、中国版の別班ともいえる諜報組織「シンシー」に引き渡したのは、公安の野崎でした。放送前に公開された第14話のあらすじでも、野崎は「別班員を捕らえた真犯人」と紹介されています。

ただし第15話で、佐野公安部長が、野崎はシンシーへ潜入していると認めます。別班員5人を売ったのは野崎ですが、それは裏切りではなく潜入捜査のためだったというのが、第19話時点での答えです。公安内部にいたシンシーの工作員は鈴木だと第17話で判明しており、5人の救出は第19話の時点ではまだ描かれていません。

第2シーズンで判明した山本と長野専務の新事実

誤送金事件の関係者についても、第2シーズンで新しい事実が出ています。

人物 第1シーズンで分かっていたこと 第2シーズンで判明したこと
山本巧 誤送金を仕組んだ黒幕 テントのモニターの中では一番下のランクだった(第12話)
長野専務 太田との不倫と薬物の過去を持つ人物。事件とは無関係 東南アジア方面を統括する別班員だった(第12〜13話)
アリ・カーン 誤送金を受け取ったGFL社の社長で、テントの日本担当幹部 ロシアやアジアのモニターもまとめていた。別班員の拉致には関わっていない(第12話)

とくに山本の位置づけは、誤送金事件の見え方を変える情報です。黒幕に見えた人物が、組織の中では末端だったことになります。

VIVANTはどこで見れる?

『VIVANT』は、第1シーズンと第2シーズンをまとめてU-NEXTで視聴できます。U-NEXT公式の特集ページによると、配信状況は次のとおりです(2026年10月時点)。

作品 U-NEXTでの配信
VIVANT 第1シーズン(全10話) 見放題
VIVANT 第2シーズン(第11話〜) 独占見放題。各話の放送終了後から順次配信

U-NEXTは月額2,189円(税込)で、初めて登録する人には31日間の無料トライアルがあります。

誤送金編は第4話で完結します。山本の正体を知った今なら、第1話で山本が乃木と電話で話す場面から、もう別のドラマです。

U-NEXTで誤送金編(第1〜4話)を見る

4話ぶんなら週末の夜ひと晩。見終わるころには、第5話の再生ボタンを押さずにいられなくなっています。

※配信状況・料金・無料期間は変更される場合があります。最新情報は各公式サイトを必ずご確認ください。

VIVANTの犯人に関するQ&A

山本は誰に殺された?本当に死亡した?

第4話で、別班の乃木と黒須に排除されました。首つり自殺に見せかけた偽装です。第2シーズンの放送前に公式SNSで山本の新しいビジュアルが公開されて生存説が広がりましたが、第19話までの時点で、生きていたという描写は確認できません。演じる迫田孝也さんは、TBSラジオの関連番組『VIVANT 悪役会議室』に“天使の輪”を付けた山本として出演しています。

太田梨歩は死亡した?

死亡していません。山本に倉庫へ監禁されましたが、第4話で公安に保護されました。その後は別班の協力者になり、第2シーズンにも登場しています。

太田梨歩(ブルーウォーカー)の俳優が変わったのはなぜ?

第1シーズンは飯沼愛さん、第2シーズンは花岡すみれさんが演じています。交代の理由は公式には説明されていません。物語の上では同じ太田梨歩として扱われています。

テントの「モニター」とは?

自国に不満を持つ人が過激派組織に取り込まれ、自国にいながら組織のために動く協力者のことです。第2話で野崎が説明しています。丸菱商事では山本、公安では新庄がテントのモニターでした。

誤送金編は何話まで?犯人が分かるのは何話?

第1話から第4話までです。実行犯の太田は第3話の終盤、指示役の山本は第4話で判明します。U-NEXTでの第4話のサブタイトルは「誤送金編完結!裏切り者は許さない!」です。

第2シーズンの最終回はいつ?

2026年11月8日(日)放送予定の第24話です。第2シーズンは第11話から第24話までの全14話で、9月13日の第18話放送後に日程が発表されました。

まとめ

『VIVANT』の誤送金事件は、太田梨歩がプログラムを書き換え、その太田を山本巧が脅して動かし、金はGFL社を通じてテント側へ流れた事件でした。1億ドルが丸菱商事に戻った描写はなく、山本は第4話で別班に排除され、太田は別班の協力者になっています。

第2シーズンでは、山本がテントの最下層モニターだったこと、長野専務が別班員だったことが明かされ、誤送金編の見え方も変わりました。

誤送金編を見返したら、そのまま放送中の第2シーズンへ。最新話に追いつけば、日曜の夜が待ち遠しくなります。

U-NEXTで『VIVANT』を見る

31日間の無料トライアルのあいだに、第1シーズン全10話から第2シーズンの最新話まで追いつけます。

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ふみ@管理人
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