この記事はアンナチュラル 犯人についての記事になっています。

アンナチュラルを知らない人のために簡単に説明すると、石原さとみ主演の法医学ミステリードラマです。

不自然死究明研究所(UDIラボ)を舞台に、法医解剖医の三澄ミコト(石原さとみ)たちが死因不明の遺体に隠された謎を解き明かしていく1話完結型のドラマです。

2018年に放送され、毎回異なる事件を扱いながら、最終的には連続殺人犯・高瀬文人(尾上寛之)との対決が物語の軸となっていきます。

死因究明を通して命の尊さを問いかけるその内容と、米津玄師の主題歌「Lemon」が重なり合い、今もなお語り継がれる名作ドラマです。

※本記事はアンナチュラルの犯人に関するネタバレを含んでいます。まだ見ていない方はご注意ください。

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アンナチュラルの犯人は誰?高瀬文人のプロフィールと正体

アンナチュラルの犯人は高瀬文人(演:尾上寛之)です。

不動産会社に勤める、一見どこにでもいるような真面目な青年。

しかし担当物件での「内見中の不審死」を繰り返していた連続殺人犯でした。

10年前に母親を病気で亡くしており、その時期と殺人の始まりが符合しています。

父親は現在行方不明で、自称26人の被害者の中に含まれている可能性も示唆されています。

・名前:高瀬文人
・演者:尾上寛之
・職業:不動産屋
・特徴:物件の内見中に被害者を殺害。遺体をホルマリン処理しスーツケースに隠蔽する
・殺害人数:26人(自称)

穏やかで礼儀正しい外見の裏に冷酷な本性を隠したキャラクターです。

警察に対して血まみれのシャツ姿で「殺されそうなので保護してほしいんですけど」とにやりと笑いながら出頭してきたシーン、覚えていますか。

あの登場シーンだけで、高瀬という人物の異常性が一気に伝わってきましたよね。

高瀬文人の犯行手口|内見中に被害者を殺した理由

高瀬文人が犯行の場に選んだのは、自分が担当する物件の「内見」という日常的な場面でした。

被害者を物件に案内し、密室状態の中で殺害。その後、遺体をホルマリンで処理してスーツケースに入れて隠し、物件はリフォームで犯行痕を消去するという手口を繰り返していました。

・犯行場所:自分が管理する不動産物件の内見現場
・手口:内見中に殺害→ホルマリン処理→スーツケースで遺棄
・証拠隠滅:物件リフォームにより犯行痕を消去
・特殊性:担当物件に自由に出入りできる立場を悪用

取調室での供述が、また異様でした。

「橘さんは勝手に死んだんです。内見中に突然倒れて死んでしまって、腐ると困るからホルマリンを点滴してスーツケースに入れておきました」と、まるで自分には何の責任もないかのように淡々と語ります。

この「被害者が勝手に死んだ」という認識こそが、高瀬という人物の本質を物語っているようにも思えます。

高瀬文人の動機の核心|母親への憎しみと歪んだ心理

法廷でのミコト(石原さとみ)の証言によると、高瀬文人は幼少期に虐待を受けており、被害者に同じ行為を繰り返すことで亡き母親への憎しみを晴らそうとしていたと推測されています。

母親が亡くなったのは10年前。その時期と殺人の始まりが符合しており、母親の死という出来事が高瀬の中で何かを解き放ってしまったと考えられます。

しかし法廷で「母親は関係ない!」と激しく叫んだ高瀬の様子は、むしろ母親という存在が彼の核心に深く刻まれていることを示しているようにも見えました。

「テンプレですね。何もわかっちゃいない」という言葉も印象的です。

心理分析を先読みして笑い飛ばすその姿は、長年にわたって自分の内面を隠し続けてきた人物の防衛機制のようにも映ります。

宍戸理一は共犯者か?高瀬との奇妙な関係

フリー記者の宍戸理一(北村有起哉)は、8年前の殺人事件を調べるうちに高瀬文人の存在にたどり着きます。

直接接触して殺害の「告白」を聞き出しながら、それを「妄想か現実かは読者が判断を」という形で書籍化しました。

一見、事件を世に知らしめた正義の記者のように見えます。しかし実際には犯行現場のいくつかに立ち会っており、高瀬を刑事罰から守ることで独占情報を持ち続けようとしていたと考えられます。

中堂(井浦新)が宍戸を脅して証拠のボールを奪おうとするシーンや、その後の宍戸の行動を見ると、二人の関係が単純な「取材対象と記者」ではなかったことがよく分かります。

最終的に宍戸は、犯行現場での毛髪が決め手となり殺人ほう助で逮捕・連行されました。

高瀬文人を追い詰めた証拠|遺体再解剖の決め手

高瀬文人の逮捕における最大の難関は、「殺した証拠がない」という点でした。

物件はリフォームで犯行痕が消え、遺体はホルマリン処理済み。鑑定書の改ざんを求められるほど、証拠は薄い状況でした。

突破口となったのが、8年前の被害者・糀谷夕希子(橋本真実)の遺体でした。

遺体はアメリカ・テネシー州に土葬されており、現地の慣習からまだ残っていました。再解剖の結果、歯の裏側から高瀬文人のDNAが検出されます。

被害者の口にゴムボールを押し込む際に歯に指を引っかけたためと推測され、これが決定的な証拠となって高瀬の追起訴につながりました。

・証拠となった遺体:糀谷夕希子(テネシー州に土葬)
・発見されたDNA:歯の裏側から高瀬文人のDNAを検出
・推定経緯:ゴムボールを押し込む際に歯に指が触れた
・担当解剖医:三澄ミコト(石原さとみ)

法廷での衝撃の自白シーンネタバレ|高瀬の感情が爆発した瞬間

法廷でミコト(石原さとみ)は、証言台からあえて高瀬文人に「同情」を向けます。

「誰も彼を救えなかった。あなたは自分自身を救えなかった。あなたの孤独に心から同情します」と深くお辞儀をしながら言い放ちます。

すると高瀬文人は、それまでの冷静さが崩れ、感情をむき出しにして叫びました。

「黙れ、誰に言われてやった訳ではない。殺したくて殺した。母親は関係ない!26人!俺やり遂げた!俺にしかできなかったんだ!俺はかわいそうじゃない!」

これが自白となりました。

ミコトが意図的に高瀬の「プライド」を逆撫でするような言葉を選んだことで、感情が爆発した場面です。

「可哀想」という言葉こそが、高瀬にとって最も許せない一言だったのかもしれませんね。

【見落とし注意】高瀬の狂気を暗示していた場面を再発見する

高瀬文人は、よく見ると初登場の段階から「普通ではない何か」が滲み出ていました。

多くの視聴者が見流してしまいがちな細部を振り返ってみます。

①「血まみれシャツ」で出頭するという異常な登場

服が血まみれなのに表情は穏やか。「殺されそうなので保護してほしいんですけど」と、まるでコンビニで注文するような口調で話しかけてきます。

この「感情と行動の乖離」は視聴者に不快な寒気を与えた場面でしたが、同時に高瀬が「感情を持たない」のではなく「感情の使い方が他者と根本的に異なる存在」であることを示す最初のサインでもありました。

初見では「怖い登場の仕方だな」で流してしまいがちですが、後から振り返るとこの時点で高瀬の本質が全て出ていたともいえます。

②「ボツリヌス菌」をすでに知っていたという違和感

高瀬は出頭したその日に「橘芹那は食中毒だった」という供述をしています。

しかしボツリヌス菌という死因はUDIラボの内部情報だったはずです。

つまり高瀬は、UDI内部に情報源(宍戸経由の久部六郎)がいることを把握した上で、その情報を取り込んで自分の供述に利用していたと考えられます。

「犯行を否定するための偶然の供述」に見えて、実は高度な情報戦を仕掛けていた。この点は見落とされやすい部分です。

③「26人」という数字への異常な執着

法廷での自白の中で高瀬は「26人!俺やり遂げた!」と叫びます。

ここで気になるのは、数字そのものへのこだわりです。

単なる快楽殺人とも異なる、「26という数字に到達すること」が高瀬の中で何らかの意味を持っていたように見えます。

父親も被害者に含まれている可能性が示唆されていることを考えると、26という数字には高瀬個人にとっての完成基準のようなものが隠れているのかもしれません。

アンナチュラルの犯人・高瀬文人を知った時のSNS上の反応

みんなの口コミ
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男性
高瀬役の尾上寛之さん、あの穏やかな顔でゾワッとさせてくるのが本当に上手かった。法廷で感情爆発するシーンとのギャップが凄まじかったです。

女性
不動産の内見ってこんな怖いシチュエーションになるんだって思ってしまった。日常に溶け込んだ犯行という設定がリアルで、見終わった後も引きずります。

男性
「殺したくて殺した。母親は関係ない」の自白シーン、何度見てもゾクゾクする。ミコトが意図的に怒らせたんだなって気づいてから見直すとまた違う。

女性
動機の描写がちょっと薄いかなとは思いつつ、それが逆に「理解できない怖さ」として機能してた気がします。説明しすぎない演出が好みでした。

男性
高瀬って最初から怪しかったっけって思って見直したら、随所に気配があって唸った。野木亜紀子の脚本の組み立て方が好きすぎる。

女性
「テンプレですね」って笑い飛ばすシーン、あそこで寒気がしました。心理分析を先読みして否定できるあたりが本当に怖い。

男性
宍戸との関係が明かされた時の衝撃も大きかった。高瀬は単独犯じゃなかったんだって気づいてから、宍戸の行動を遡って見直したくなりました。

アンナチュラルの犯人に関するQ&A

アンナチュラルの犯人・高瀬文人は何人殺したのですか?

高瀬文人は自称26人を殺害したと語っています。
ただし全員の遺体が確認されているわけではなく、「26人」はあくまで高瀬自身の言葉です。
父親も行方不明で、被害者に含まれている可能性が示唆されています。

高瀬文人の動機は何ですか?

作中で明確に断定はされていません。
法廷でのミコトの推測によると、幼少期に受けた虐待と同じことを被害者に行うことで亡き母親への憎しみを晴らそうとしていたと考えられています。
ただし高瀬本人は「母親は関係ない」と否定しており、真の動機は視聴者の解釈に委ねられている部分もあります。

宍戸理一は最終的に逮捕されましたか?

はい、逮捕されています。
高瀬の犯行現場のいくつかに宍戸が立ち会っていたことが判明し、現場に残った毛髪が証拠となって殺人ほう助で逮捕・連行されました。

アンナチュラル 犯人・高瀬文人のまとめ

まとめ
アンナチュラルの犯人・高瀬文人は、不動産屋という日常的な立場を悪用した連続殺人犯でした。

「誰も殺していない」と主張しながら血まみれで出頭し、法廷では「テンプレですね」と笑い飛ばす。

そして最後には「殺したくて殺した」と叫ぶ。

この感情の起伏と論理の歪みが、高瀬文人というキャラクターを忘れがたい存在にしています。

ミコトたちの法医解剖が積み上げた証拠と、高瀬の怒りを意図的に引き出したミコトの法廷証言。

「不自然な死を放置しない」という信念が、最終的に高瀬の自白を引き出したといえます。

アンナチュラルをまだ見ていない方には、本当にお勧めしたい作品です♪

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