この記事は不適切にもほどがあるの最終回に関する記事になっています。
不適切にもほどがあるを知らない人の為にどんなドラマか簡単に説明すると昭和のダメな体育教師が令和にタイムスリップし、現代社会で起こる様々な問題に真っ向からぶつかるコメディドラマです。
昭和の価値観と令和の価値観のギャップがユーモラスに描かれ、現代社会への痛烈な風刺も含まれています。阿部サダヲさんのコミカルな演技が光り、何度も登場するテロップも話題を集めました。特に、最終回の最後のテロップは視聴者を驚かせました。
そんな不適切にもほどがあるの最終回について紹介します。
不適切にもほどがあるの最終回はおすすめ動画配信サービス一覧表で視聴可能なサイトがすく分かります。
※本記事は感想がメインですが不適切にもほどがあるのネタバレも一部含まれているため、まだ見たことのない人はお気を付けください。
Contents
不適切にもほどがある 最終回 あらすじ
■最終回 アップデートしなきゃダメですか?
市郎（阿部サダヲ）は最後のタイムスリップを渚（仲里依紗）のために使い、昭和に戻った。令和に馴染んだ市郎は昭和の中学校に疑問を持ちつつ、自分たちの未来を思い…。
不適切にもほどがある 最終回の感想・考察
渚(仲里依紗)と純子(河合優実)のシーン
渚(仲里依紗)と純子(河合優実)が店を訪れ、ナポリタンを食べながら話しているシーンはとても印象的でした。
純子はつい渚のことを呼び捨てにしてしまいますが、それを聞いた純子は涙を流します。
実は、渚は純子の娘なのですが、純子はそのことを知りません。
感極まってしまった渚。ナポリタンを食べていたため、口の周りにはケチャップが付着したままです。それを見た純子は、歌いながら優しくケチャップを拭き取ります。渚は、子どもの頃にも母親にケチャップを拭いてもらっており、当時のことを思い出したのです。
私はこのシーンを見て涙を流しました。目の前にいるのは自分の母親。本当の親子だけど、相手はそのことを知らない。私は、親子であることを言わなかった理由は、純子に気づいてほしかったからではないかと思いました。母親なら、娘であることに気がついてくれるのではないかと。
純子も口にはしませんでしたが、渚が娘であることに気づいていたのかもしれません。だからこそ、この場面で母親のように優しく接したのではないでしょうか。
結果としては、親子であることを明かしませんでしたが、最後に2人だけの時間を過ごせたので、2人はとても幸せだったと思います。
市郎(阿部サダヲ)の価値観の変化
昭和に戻り、教師に復帰した市郎。かつては「地獄のオガワ」として恐れられていましたが、令和の時代を過ごしている間に価値観が大きく変化していました。
市郎の歓迎会では、「愛のムチが必要である」と発言した校長に対して異を唱えました。
確かに、昭和ではそれが当たり前でした。口で言ってもわからない生徒に対して暴力を振るうこともあったでしょう。しかし、令和ではそれは許されない行為です。いかなる理由があっても、教師が生徒に暴力を振るってはならない時代なのです。
また、野球部の指導をしている際にも、大きな変化が見られました。ノックをした際に生徒がミスをすると、部員たちはケツバットを求めてきました。しかし、市郎はこれに応じず、これからは「仏のオガワ」になると言いました。
価値観が大きく変わっただけではなく、それを実際に行動に移した市郎は、本当に凄いと思いました。市郎くらいの年齢になると、自分をアップデートさせるのは難しいでしょう。しかし、それを実現させたのです。私は、自分もそうでありたいと思いました。
時代は目まぐるしい勢いで変化していきます。今までやってきたことを変えるのは努力が必要ですが、市郎のように、価値観を時代に合わせて変化させていきたいと思います。
出演者たちによるミュージカル
ストーリーの終盤、突如出演者たちによるミュージカル風の演出がスタートしました。これには私は驚きました。ネットでは賛否両論となったようですが、私は良い演出だったのではないかと思います。なぜなら、普通に話すよりも、歌いながら伝えた方がメッセージが心に響きやすいからです。
出演者たちが次々と歌っていきますが、その中で「寛容」という言葉が何度も出てきました。これこそが、本作品で伝えたいメッセージだと思います。
歌詞の中にもありましたが、今の世の中、毎日どこかで炎上しています。
芸能人やアスリートのちょっとした発言が炎上する時代。SNSでは、一般人の発言でさえも炎上し、個人が特定され、拡散されてしまいます。そんな世の中を変えたいと思い、この演出を盛り込んだのではないでしょうか。
私は、このミュージカル風の演出を見て、ポジティブな気持ちになれました。普通に「寛容になろう」と言われるよりも、明るく歌いながら言われた方が「寛容にならなきゃな」と思えます。価値観が多様化し、寛容な心は今後ますます重要になってきます。他人のちょっとした発言や行動でイライラしてしまい、時には態度に表れてしまうこともあります。そんな時はぐっとこらえて、寛容さを大事にしながら生きていこうと思いました。
最後のテロップの意味
最終回の最後に、とあるテロップが流れるのですが、これが大きな話題となりました。Xにはたくさんの考察が書き込まれました。
「2024年当時の表現をあえて使用した放送しました」には、私も驚きました。
私は平成生まれで、今は令和の時代を生きています。今の時代から見れば、平成の常識は不適切ですし、昭和の常識も不適切です。しかし、2024年時点の常識も、未来からしたら不適切で非常識なものとなるのでしょう。
突如現れた井上は、市郎に「タイムトンネルを発見した」と言いました。2054年から来たという井上は、「好きな時代に行きましょう」と言い残し、消えてしまいました。
市郎がトンネルに入ろうとするところまでが描かれ、最後に先ほどのテロップが流れて終了しましたが、きっと市郎は未来へ行ったのだと思います。
2054年は、一体どのような世の中になっているのでしょうか。それは誰にも分かりませんん。無理だと思われてることが実現されているでしょうし、想像すらしなかった何かが当たり前のように使われているかもしれません。テロップが流れたのはほんの少しの間ですが、改めて過去と未来について考えさせられました。
常識や価値観は時代の流れによって変化していくものです。ミュージカル風の場面でも出てきましたが、結局は「寛容」が大事なのだと思います。何が不適切であるかは変わっていきますが、「寛容」が大事であることはいつの時代も変わりません。広い心を持ち、相手を受け入れること。これこそが、生きていくうえで重要なポイントなのだと思います。
不適切にもほどがあるの最終回を見た人の声
性別・年齢問わず、クラウドソーシングで感想を募集してみました。
男性
最終回は少し消化不良だったけど、それまでのストーリーは最高だった。もっとこの世界観を楽しみたかったから、ぜひ続編を作ってほしい。
男性
不適切にもほどがあるにハマりすぎて、あっという間に最終回。昭和のノリ、すごく面白い。一度体験してみたい。
男性
不適切にもほどがある！を一気見。最高に笑った！こんなにハマったドラマ久しぶり。クドカン、やっぱりすごい。最終回の最後のテロップには、思わず唸ってしまった。
男性
不適切にもほどがある 完走。昭和と令和の対立かと思いきや、ダメなものはダメってはっきり言う市郎の言葉に、今の時代を生きる上で大切な何かを感じた。多様性って、もしかしたらこういうことなのかも。
女性
不適切にもほどがある、見終わった。感動して何度も泣いた。渚が純子に悩みを打ち明けるところが特に良かった。
男性
「不適切にもほどがある！」最終回、色々あったけど、一番印象に残ったのは「トゥナイト」が「ラヴィット」になったところ。時代を感じさせる言葉遊びが面白い。
男性
『不適切』完結。昭和と令和、それぞれの良さと難しさを描いた面白いドラマだった。特に最終回の「2024年当時の表現」というテロップが、今の時代を考えさせてくれる。数年後、また見返したい。
不適切にもほどがあるの最終回の視聴率は?
不適切にもほどがあるの最終回の視聴率は7.9%でした。
平均視聴率は8.3%
■不適切にもほどがある 視聴率一覧
| 話数 | 視聴率 |
|---|---|
| 第1話 | 7.6% |
| 第2話 | 7.1% |
| 第3話 | 7.1% |
| 第4話 | 6.7% |
| 第5話 | 8.3% |
| 第6話 | 8.3% |
| 第7話 | 6.9% |
| 第8話 | 6.8% |
| 第9話 | 7.4% |
| 第10話(最終回) | 7.9% |
不適切にもほどがある 最終回の登場人物(キャスト)
不適切にもほどがあるの最終回に使われた曲
■不適切にもほどがある 主題歌
Creepy Nuts – 二度寝
不適切にもほどがあるの最終回がみれるおすすめ動画配信サービス
不適切にもほどがあるの最終回を一番安く見られるサイトはU-NEXTです。
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■不適切にもほどがあるの最終回が観れる動画配信サービス一覧
| サービス名 配信の有無 |
ポイント |
|---|---|
| U-NEXT ◎ |
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| Hulu × |
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| アマゾンプライムビデオ × |
月額600円(税込) 無料お試し期間：初回登録日から30日間 |
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