ズートピア2の犯人は誰?黒幕の正体と裏切りの動機・結末までネタバレ解説
| 作品名 | ズートピア2(2025年/ディズニー・アニメーション映画) |
|---|---|
| 犯人・黒幕 | パウバート・リンクスリー(100年前の事件の元凶はひいおじいちゃんのエブニーザー、一族の秘密を守ったのは父ミルトン) |
| 動機 | 一族の嘘を守り、自分を除け者にしてきた家族に認めてもらうため |
| 凶器・手口 | 協力者を装って同行し、ジュディにヘビの毒を注射。寒さに弱いゲイリーを雪の中へ放り出す |
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ズートピア2の犯人・黒幕は、ジュディとゲイリーの協力者として動いていたオオヤマネコ、パウバート・リンクスリーです。
ただし、100年前の事件を起こした元凶は、ひいおじいちゃんのエブニーザー。父ミルトンも一族の秘密を守るために、真相の隠蔽を続けていました。
・現在の事件の黒幕:パウバート
・100年前の事件の元凶:ひいおじいちゃんのエブニーザー
・一族の秘密を守った人物:父ミルトン
・疑われただけの人物:ヘビのゲイリー
ズートピア2の犯人は誰?黒幕パウバートが正体を現すまで
パウバートは、ズートピア創設者一族・リンクスリー家の3きょうだいの末っ子です。中盤までは、どこから見ても味方として描かれます。
【ディズニー公式の設定】
ディズニー公式のキャラクター紹介では、柔和で社交的なオオヤマネコ、ジュディのファンで捜査に協力する人物と説明されています。黒幕であることには触れられていません。
【劇中で描かれていること】
・市制100周年の祝賀会で、自分からジュディに話しかける
・警察に追われるジュディを、ヘビのゲイリーと一緒に助け出す
・ズートピアの隠された歴史をジュディに教える
正体を現すのは終盤、ウェザー・ウォールの場面です。ジュディにヘビの毒を注射し、ゲイリーを雪の中に放り出して、解毒剤を持ったまま立ち去ろうとしました。
『ズートピア2』は、2016年公開『ズートピア』の続編です。日本では2025年12月5日に公開されました。
パウバートがジュディとゲイリーを裏切った動機
裏切りが起きるのは、かつてのレプタイル渓谷の位置を示す灯りをともした直後です。
狙いは、ゲイリーのひいおばあちゃんの家に残る本物の特許証でした。これを自分の手で処分すれば一族の嘘は守られ、父ミルトンに評価してもらえる。裏切りの理由は、自分を除け者にしてきた家族に認めてもらうことでした。
「認められたい」というパウバートの動機
【劇中で描かれていること】
パウバートは父ミルトンから、兄や姉と比べて出来が悪いと面と向かって言われています。ゲイリーの手紙を読んで協力を申し出たのも、特許証にたどり着くためだったことが裏切りの場面で明かされます。このとき彼は「違うのは嫌だ」という趣旨の言葉を口にしています。
【ディズニー公式の設定】
公式のキャラクター紹介でも、姉のキティは小柄な弟を見下している人物として説明されています。
【ここからは考察】
終盤の行動には、家族の中で一人だけ軽く扱われてきたことが関係していると読み取れます。ここで思い出したいのが序盤のジュディです。彼女も警察の中で認められたくて突っ走り、ニックと衝突していました。ジュディはニックとの違いを受け入れ、パウバートは家族との違いを消そうとした。2人は同じ出発点から逆方向へ進んだ対として置かれている、と私は考えています。
前作の黒幕ベルウェザーとの違い
「味方として近くにいた人物が黒幕」という型は前作と共通です。ただし中身はかなり違います。
| 比較項目 | ベルウェザー(前作) | パウバート(2) |
|---|---|---|
| 立場 | 副市長 | 創設者一族の末っ子 |
| 表の顔 | 気弱で協力的な羊 | 柔和でジュディのファン |
| 動機 | 肉食動物を恐れさせ、草食動物が上に立つ社会を作る | 家族に認めてもらう |
| 計画との関係 | 自分が首謀者 | 一族が100年守ってきた嘘を守るために動いた |
ベルウェザーは自分の計画を自分で動かしていました。パウバートは嘘を守る側に回っただけで、嘘そのものを作ったのは別の人物です。
ズートピア2でヘビのゲイリーが犯人だと思われた理由
序盤の流れだけを見ると、ゲイリーが犯人だと思ってしまう展開です。
【劇中で描かれていること】
・100年間ヘビがいなかった街に、正体を隠して入り込んでいた
・祝賀会に乱入してミルトンを捕まえ、展示ケースのロックを解除させて「リンクスリーの日誌」を奪った
・騒ぎの中でボゴ署長を噛んでしまった
さらにズートピアには「昔、ヘビがカメを噛み殺した」という歴史が伝わっていて、ヘビは危険だという前提が街全体に染みついていました。
ところが、ジュディに追い詰められたゲイリーは、日誌が家族の汚名をそそぐ証拠だと打ち明けます。日誌はもともとゲイリーのひいおばあちゃんが書いたもの。盗みに来たのではなく、取り返しに来ていたわけです。ボゴ署長を噛んだのも、混乱の中の事故として描かれています。
【ディズニー公式の設定】
公式のキャラクター紹介でも、ゲイリーは街の謎の鍵を握るミステリアスなヘビという位置づけで、悪役とは書かれていません。
ズートピア2の元凶はリンクスリー家|100年前のカメ殺害事件の真相
100年前の事件の元凶は、パウバートのひいおじいちゃんにあたるエブニーザー・リンクスリーです。
なぜヘビはズートピアから追放された?
街に伝わる歴史では「ヘビがカメを噛み殺したから」。しかし劇中の回想で明かされる流れは、まったく逆でした。
・寒い土地の動物と暖かい土地の動物が一緒に暮らせる「ウェザー・ウォール」を考えたのは、ゲイリーのひいおばあちゃんアグネス
・出資者だったエブニーザーがその発明を自分のものにし、日誌も「リンクスリーの日誌」に書き換えた
・その場に居合わせたカメの家政婦を毒殺し、アグネスの犯行に見せかけた
・爬虫類は危険視されて街を追われ、住んでいたレプタイル渓谷の上にツンドラ・タウンが築かれた
爬虫類が住めない寒冷地をわざわざ上にかぶせたことで、戻る場所そのものが消されています。細かい手順は、劇中の回想をもとにした大まかな流れとしてご覧ください。
父ミルトンは何をした?
現当主のミルトンは、100年前の犯行そのものには関わっていません。ただ、嘘を知ったうえで一族の秘密を守り続けた人物として描かれています。
祝賀会では日誌の焼却とゲイリーの始末を求め、拒んだジュディとニックをゲイリーの共犯に仕立てました。自分が後押しして当選させたウィンドダンサー市長には、2人とゲイリーの追跡を命じています。ツンドラ・タウンをマーシュ・マーケットまで広げる計画も進めていて、実現すれば水辺の動物や隠れ住む爬虫類がまた住む場所を失うところでした。
ズートピア2の黒幕の構造と事の顛末を時系列で整理
100年前の事件の元凶、一族の秘密を守った人物、現在の事件の黒幕。この3者の関係を1枚にまとめると、次のとおりです。
100年前の事件から現在の騒動までを時系列で並べると、こうなります。
ズートピア2の結末・ラスト|リンクスリー家の最後と羽根の意味
ウェザー・ウォールで倒されたあとも、パウバートは特許証を追い続けます。ジュディたちが先にアグネスの家で特許証を見つけると、そこへ再び現れて奪おうとしますが、ホグボトム警部ら警察に取り押さえられました。
同じころ、リンクスリー家の言いなりだったウィンドダンサー市長が一族に反旗をひるがえし、ミルトンたちをまとめて捕らえています。リンクスリー家は逮捕され、アグネスがズートピアの本当の創設者として認められました。
・ジュディとニックの容疑は晴れ、ボゴ署長も回復する
・ツンドラ・タウンの拡張計画は中止になる
・爬虫類がズートピアで暮らせるようになり、ゲイリーは家族と再会する
・ニックが壊れたニンジン型ペンを直してジュディに贈り、「好きだぜ、相棒」と伝える
最後に2人は、ニックの脱獄騒ぎに紛れて逃げた囚人たちの追跡に向かいます。最初の標的は前作の黒幕ベルウェザーでした。
エンドロール後には、ジュディの部屋の窓辺に一枚の羽根が落ちてくる場面があります。まだ登場していない鳥類を思わせる終わり方です。
ズートピア2の黒幕につながる伏線を整理
パウバートとリンクスリー家の正体につながる描写を、最終的に分かることとセットで並べました。右端の列で、劇中で明かされる事実と私の考察を分けています。
| 伏線・描写 | 最終的に分かること | 区分 |
|---|---|---|
| 祝賀会でパウバートが自分からジュディに話しかける | 捜査する側の動きを近くで見られる位置に入り込んでいた、と読める | 考察 |
| ミルトンが日誌を燃やすよう迫る | 日誌には一族に都合の悪い、アグネスの特許につながる手がかりがあった | 劇中の事実 |
| 祝賀会の混乱の中、謎のバイク乗りがゲイリーを連れ去る | 正体はパウバート。事件の前からゲイリーと組んでいた | 劇中の事実 |
| 兄や姉と比べられ、家族から軽く扱われる | 「認められたい」気持ちが裏切りの動機になる | 劇中の事実 |
| 日誌の表紙は、熱を当てるとヘビにしか見えない情報が浮かぶ | 特許証の在処を知るにはゲイリーが必要。終盤まで同行を続けた理由、と読める | 考察 |
| 街に伝わる「ヘビがカメを殺した」という歴史 | リンクスリー家が作った嘘だった | 劇中の事実 |
ズートピア2はどこで見れる?
見放題で配信しているのはディズニープラスだけで、ディズニープラス公式の発表のとおり2026年4月15日から独占配信されています。Amazonプライム・ビデオではレンタルで視聴できます。U-NEXTでは配信されていません。
※2026年10月時点の配信情報です。
黒幕を知ったあとの2回目は、パウバートの視線や間の取り方が全部違って見えます。今夜、祝賀会のシーンから答え合わせをしてみませんか。
あのバイクの人物が誰なのか、今度は最初から分かったうえで楽しめます。
※配信状況・料金・無料期間は変更される場合があります。最新情報は各公式サイトを必ずご確認ください。
ズートピア2の犯人に関するQ&A
ゲイリーは最後どうなる?
家族の汚名が晴れ、ズートピアで暮らせるようになります。離れていた家族とも再会し、ラストではダ・スネーク家のパーティーにジュディとニックが招かれています。
ジュディは毒で死んでしまうの?
死にません。ニックがパウバートから解毒剤を奪い返し、ゲイリーの手でジュディに打たれて回復します。
ウィンドダンサー市長は敵なの?
リンクスリー家の後押しで当選し、中盤までは一族の指示に従っています。終盤で考えを改め、ミルトンたちを自分の手で捕らえました。
前作の黒幕ベルウェザーは登場する?
登場します。収監されていましたが、ニックの脱獄騒ぎに紛れて逃走。ラストでジュディとニックが最初に追う相手になります。
パウバートの声優は誰?
日本語吹き替えは山田涼介さん、英語版はアンディ・サムバーグさんです。ディズニー公式の日本版声優ページで確認できます。
ボゴ署長はヘビに噛まれてどうなった?
命に別状はなく、事件解決後に回復しています。噛まれたのは祝賀会の混乱の中での事故でした。
ズートピア3はある?
2026年8月のディズニーファンイベント「D23」で、『ズートピア3』が初期開発中であることが発表されました。鳥が登場することも明かされていて、公開時期は未発表です。
まとめ

ズートピア2の黒幕は、味方として動いていたパウバート・リンクスリーでした。動機は、自分を除け者にしてきた家族に認めてもらうこと。その背後には、100年前にヘビの発明を奪ってカメ殺害の罪を着せたひいおじいちゃんと、一族の秘密を守り続けた父ミルトンがいます。
・現在の事件の黒幕:パウバート・リンクスリー
・100年前の事件の元凶:エブニーザー・リンクスリー
・一族の秘密を守った人物:ミルトン・リンクスリー
・結末:リンクスリー家は逮捕、爬虫類はズートピアへ戻る
黒幕が分かった今こそ、いちばん面白い見方ができます。ジュディに笑いかけるパウバートを、今度は疑いの目で追いかけてみてください。
あの笑顔の意味が、最初の一言から変わって聞こえます。
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