作品名 みいちゃんと山田さん(亜月ねね/講談社)
みいちゃん 第36話で死亡
最終話 第37話「山田さんとみいちゃん」(2026年8月16日配信)
山田さん 第37話では生死不明/最終7巻の加筆で葬儀が描かれる
最終7巻 2026年9月9日発売・全7巻で完結
関連記事 みいちゃんと山田さんの犯人は誰?ペンチの意味と誰に殺されたかをネタバレ解説

みいちゃんは第36話で地元の不良グループから暴行を受け、その後、母・芽衣子に発見されます。芽衣子に背負われた直後にみいちゃんは亡くなり、最終話(第37話)では漫画家になった山田さんのその後が描かれて完結します。

第37話のラストで山田さんは倒れますが、配信版では生死ははっきり描かれません。2026年9月9日発売の最終7巻には本編のあとに2ページの加筆があり、そこで山田さんの葬儀が描かれ、死亡を示す内容になっています。

・みいちゃん:第36話で亡くなり、遺体は母・芽衣子が山に埋めた
・第37話:みいちゃんの事件から約9年後、漫画家「山田花」として活動する山田さんが描かれる
・山田さんの本名は「美咲」で、家族からは「みいちゃん」と呼ばれていた
・第37話のラスト:倒れた山田さんがみいちゃんと再会する場面で終わり、生死は明言されない
・最終7巻の加筆:山田花の追悼フェアと、山田さんの葬儀が描かれる

『みいちゃんと山田さん』は、亜月ねねさんが講談社のマンガアプリ「マガジンポケット」で2024年9月から連載した作品です。2012年の新宿・歌舞伎町で出会ったキャバクラ嬢の二人を描き、第1話の時点でみいちゃんの遺体が示されます。2026年8月16日配信の最終話(第37話)で完結し、単行本は全7巻です。

みいちゃんと山田さんの結末は?最終回までの流れをネタバレ

本作は、2012年の新宿・歌舞伎町を舞台に、みいちゃんと山田さんの約12か月を描く物語です。第1話「1か月目」のラストで遺体が示され、読者は結末を知ったうえで二人の日々を追うことになります。

終盤では、山田さんとの同居を解消したみいちゃんが宮城の実家へ帰ります。実家にも居場所がなく、家を出て河原で暮らすようになり、第36話で亡くなります。第37話では、みいちゃんを失ったあとの山田さんの人生が描かれます。

同居の解消と宮城への帰郷までは、講談社公式の第7巻あらすじでも確認できます。あらすじは「ばいばい、みいちゃん。」という一文で締めくくられています。

みいちゃんは第36話で死亡|事件の結末

第36話「知らない知らない知らない」(2026年7月26日・8月2日に分割配信)で、みいちゃんは地元の不良グループから集団で暴行を受け、転倒して頭を強く打ちます。雪の中で倒れているところを母・芽衣子に発見され、背負われた直後に息を引き取りました。芽衣子は通報せず、遺体を山に埋めています。

第36話(2)では、芽衣子が2013年3月に殺人容疑と死体遺棄容疑で逮捕されたことも描かれています。第37話で新たな犯人が明かされることはなく、事件の経緯は第36話でほぼ出そろっています。

最終話「山田さんとみいちゃん」のネタバレ

マガポケで配信されている最終話「山田さんとみいちゃん」では、現在の山田さんの姿と、みいちゃんの事件が2013年当時、ネット上で心ない言葉とともに取り上げられていた様子が描かれます。

9年後、山田さんは漫画家「山田花」に

山田さんは、ペンネーム「山田花」として小さな出版社の月刊誌で『ミイミイの冒険』を連載していました。猫耳の女の子・ミイが現代の日本で暮らす日常漫画で、モデルはみいちゃんです。

みいちゃんは生前、花火の夜に、山田さんに「いつか私のことを漫画に描いて」と頼んでいました。漫画家になるのが夢だと言いながら一度も漫画を描いたことがなかった山田さんが、その約束を形にしていたことになります。

『ミイミイの冒険』は売上の低下を理由に連載終了を告げられ、山田さんは1か月後の締め切りに向けて最終回を描くことになります。山田さんは体重の増減を繰り返しており、編集者から通院を勧められる場面も描かれています。

山田さんの本名は「美咲」

最終話で、山田さんの本名が「美咲」だと分かります。さらに、山田さん自身も家族から「みいちゃん」と呼ばれていたことも明かされます。倒れた山田さんを見つけた母親が、思わず「みいちゃん」と呼びかける場面もあります。

『ミイミイの冒険』を描き続けた理由

ここからは、最終話の描写をもとにした私の考察です。

山田さんは、過干渉な母親に進路まで口を出されてきた人として描かれています。漫画家デビューにも母親は反対していましたが、その母親が『ミイミイの冒険』の単行本をこっそり買って読んでいたことが最終話で分かります。

山田さんにとって漫画を描くことは、みいちゃんとの約束であると同時に、母親とは別の場所で自分の人生を持つ手段でもあったと考えられます。

ふみ@管理人
ふみ@管理人
デビューに反対していたお母さんが、単行本をこっそり買っていた…この一コマで、山田さん親子の何年分もの距離が見えてくるのがしんどいです!

山田さんは最後に死亡した?最終7巻の加筆で描かれた結末

第37話の配信版では生死は明言されない

最終回のネームを描いていた山田さんは、机に突っ伏すように倒れ、母親に発見されます。母親が救急車を呼ぼうとするところで現実の描写は途切れ、場面が切り替わります。

そこでは、痩せていた頃の姿に戻った山田さんに、若い姿のみいちゃんが手を差し伸べます。その場面で作品タイトルが掲げられ、本編は「完」で終わります。第37話の時点では、山田さんの死は言葉では告げられていません。

最終7巻の加筆2ページで描かれたこと

2026年9月9日発売の最終7巻には、本編の「完」のあと、作者の御礼イラストの手前に約2ページの加筆があり、「いつかまた会える日まで」というタイトルが添えられています。単行本を読んだ読者のレビューによれば、内容は次のとおりです。

ページ 描かれていること
1ページ目 書店で漫画家・山田花の追悼フェアが開かれ、『ミイミイの冒険』が並んでいる。客の女性が1冊を手に取る
2ページ目 山田さんの葬儀。参列者が山田さんを「山田先生」と呼び、山田さんは一番会いたかった人に会えているだろう、という趣旨の言葉で終わる

加筆で追悼フェアと葬儀が描かれたことで、山田さんは亡くなったと読むのが自然になりました。第37話のラストでみいちゃんが差し出した手も、山田さんを迎えに来た手として読めます。

加筆に描かれた追悼フェアの告知からは、フェアが2022年12月15日から開かれていたことが読み取れます。物語の始まりが2012年なので、ちょうど10年後にあたります。また、みいちゃんの捜索チラシに書かれていた「12月15日ごろから行方不明」と同じ日付です。

ふみ@管理人
ふみ@管理人
マガポケで最終話まで追っていた人ほど、7巻の最後の2ページは読んでほしいです!第37話で保留になっていた答えが、葬儀の場面にそっと置かれています。

第37話で止まっている人にとっては、加筆の2ページが最終話の答え合わせになります。DMMブックスで最終7巻を読む

『みいちゃんと山田さん』のタイトルの意味

山田さんの本名は「美咲」で、家族からは「みいちゃん」と呼ばれていました。つまり、作品タイトルの「みいちゃん」は、中村実衣子だけを指していたとは限りません。タイトルに並ぶ二人は、どちらも「みいちゃん」だったことになります。

最終話のタイトル「山田さんとみいちゃん」は、作品タイトルの語順を入れ替えたものです。第1話はみいちゃんを中心に始まり、最終話は山田さんの人生を描いて終わります。最終話では、ネームを描く山田さんの前に現れたみいちゃんが、二人は同じ人間だと語る場面もあります。

キャバクラでの立場も育った環境も違う二人ですが、どちらも親との関係に苦しみ、自分の居場所を探していた人として描かれています。『みいちゃんと山田さん』は、亡くなった友人と生き残った友人の物語であると同時に、「みいちゃん」と呼ばれた二人の女性の物語としても読めます。

ふみ@管理人
ふみ@管理人
タイトルの「みいちゃん」が実は二人分だった、と分かってから表紙を見ると、並んだ二人の印象が変わります!1巻を持っている人は見比べてみてください。

最終話で回収された伏線・設定を整理【伏線回収マップ】

序盤から描かれていた要素が、最終話と7巻の加筆でどうつながったかをまとめました。

伏線・設定 最終話・加筆で分かること
新幹線のホームでの別れの場面で、山田さんのセリフだけが空白になっている 山田さんは本名が「美咲」であることと、自分も「みいちゃん」と呼ばれていたことを伝えていた
山田さんの夢は漫画家だが、一度も描いたことがない 「山田花」として連載を持つ漫画家になっている
花火の夜の「いつか私のことを漫画に描いて」という頼み みいちゃんをモデルにした『ミイミイの冒険』として形になる
山田さんの母の過干渉(第18話「母が来た!」など) 反対していた母が単行本をこっそり買っていた。倒れた娘を「みいちゃん」と呼ぶ
捜索チラシ「12月15日ごろから行方不明」 7巻加筆の追悼フェアも12月15日から始まっている
作品タイトル『みいちゃんと山田さん』 最終話は語順を入れ替えた「山田さんとみいちゃん」

山田さんの母親の過干渉や、漫画家になる夢をもちながら一度も描いたことがないという設定は、マガポケ公式の作品紹介記事でも紹介されています。

最終7巻の加筆と特装版の絵本

加筆の2ページは、通常版・特装版のどちらにも収録されています。特装版との違いは、絵本が付くかどうかです。

講談社公式の情報では、7巻は2026年9月9日発売で、初出はマガジンポケット2026年4月26日〜8月16日配信分です。さらに単行本を読んだ読者のレビューによれば、本編の「完」のあとに約2ページの加筆が入っています。

通常版 絵本付き特装版
本編(最終話まで) 収録 収録
加筆2ページ 収録 収録
付録 なし 描き下ろしカラー絵本(24ページ)
価格(税込) 847円 1,980円

特装版には、本編とは別の描き下ろしカラー絵本「スウィート・スウィート・ヒアアフター」が付属します。同じ日には、キャバクラの店長を主人公にした外伝『新宿解消録テンチョウ みいちゃんと山田さん外伝』の1巻も発売されています。

みいちゃんと山田さんはどこで読める?


『みいちゃんと山田さん』は第37話で完結し、単行本は全7巻です。公式アプリのマガジンポケットでは話ごとに読めますが、加筆の2ページは単行本7巻にしか入っていません。

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第37話の再会の場面から、そのまま加筆の葬儀の場面へ。2ページめくるだけで、ラストの手の意味が決まります。

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みいちゃんと山田さんの結末に関するQ&A

最終回は何話?いつ配信された?

最終話は第37話「山田さんとみいちゃん」で、マガジンポケットで2026年8月16日に配信されました。

みいちゃんと山田さんは打ち切りで終わったの?

第37話が本編の最終話になることは作品公式Xアカウント(@miichan_joho)で事前に告知され、作品は完結しています。なお、作中で連載終了を告げられるのは、山田さんが描いていた『ミイミイの冒険』のほうです。

みいちゃんが亡くなるのは何話?

第36話「知らない知らない知らない」です。マガジンポケットでは2026年7月26日と8月2日の2回に分けて配信されました。

7巻の加筆は通常版でも読める?

読めます。加筆の2ページは通常版と特装版の両方に収録されているとされています。特装版との違いは、描き下ろし絵本が付くかどうかです。

『ミイミイの冒険』は実際に読める?

作中で山田さんが連載していた作中作です。単行本7巻に収録されるという公式の告知は、私が確認できた範囲では見つかっていません。特装版の絵本「スウィート・スウィート・ヒアアフター」とは別のものです。

アニメはどこまで描かれる?

2026年7月26日に2027年のアニメ化が発表されています。どこまで映像化されるかは、公式からの続報を待つ必要があります。

続編や外伝はある?

本編の続編はありませんが、キャバクラの店長を主人公にした外伝『新宿解消録テンチョウ みいちゃんと山田さん外伝』がマガジンポケットで連載されています。単行本1巻は2026年9月9日に発売されました。

まとめ


『みいちゃんと山田さん』は、第36話でみいちゃんが亡くなるまでを描いたあと、第37話で漫画家になった山田さんのその後を描いて完結しました。

・第36話:暴行を受けたみいちゃんは母・芽衣子に発見され、背負われた直後に亡くなる
・第37話:山田さんは「山田花」として、みいちゃんをモデルにした漫画を連載していた
・山田さんの本名は「美咲」で、家族からは「みいちゃん」と呼ばれていた
・第37話のラストでは山田さんの生死は明言されない
・最終7巻の加筆:追悼フェアと葬儀が描かれ、山田さんは亡くなったと読める

第37話でみいちゃんが差し出した手は、7巻の加筆まで読むと、山田さんを迎えに来た手として読めます。新幹線のホームで伏せられていた言葉が本名「美咲」だったと分かったうえで1話を読み返すと、山田さんがなぜみいちゃんを放っておけなかったのかにも、別の答えが見つかるはずです。

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