この記事は『サンクチュアリ-聖域-』の終わり方とラストの勝敗についての記事になっています。

『サンクチュアリ-聖域-』は、2023年5月にNetflixで独占配信が始まった相撲ドラマです。
金のためだけに角界に飛び込んだ荒くれ者・猿桜(小瀬清)が、様々な人間関係を経て力士として成長していく姿を描いています。
国内ランキングで1位を獲得しただけでなく、世界50か国以上でもTOP10入りを果たすほどの人気作となりました。
全8話というコンパクトな構成ながら、相撲界の光と影を生々しく描いた社会派ドラマとしても評価されていますよね。

一気見してしまった方も多いと思いますが、最終話のラストシーンについては「え、ここで終わるの?」と戸惑った方も少なくないはず。
終わり方がなぜ「ひどい」と言われているのか、そして最後の対決の行方について、詳しく整理していきます。

サンクチュアリの最後はどっちが勝った?結末は立ち合いの瞬間で暗転

猿桜と静内、どちらが勝ったのかについてですが、劇中では一切明かされません。

最終話(8話)は、新年最初の1月場所、初日の取組として猿桜と静内が土俵で対峙するところから始まります。
両者が仕切りを重ね、いよいよ立ち合いという瞬間、画面はふっと暗転してそのまま物語が終わります。
勝負の行方どころか、その後の猿桜や静内がどうなったのかという後日談も一切描かれません。

視聴者が土俵に手に汗握った、まさにその瞬間に幕が下りるという構成になっているため、「最後どっちが勝ったの?」という疑問がSNSや検索エンジンで数多く投げかけられることになったんですよね。

明確な勝者がいない以上、「猿桜が勝った」「静内が勝った」といった断定的な答えは存在しません。
どちらの結末を想像するかは、視聴者一人ひとりに委ねられているというのが実情です。

なぜサンクチュアリの終わり方は「ひどい」と言われるのか

「終わり方 ひどい」と検索する方の多くは、結末そのものが気に入らなかったというより、積み上げてきた因縁に決着がつかないまま作品が閉じてしまったことにモヤモヤしているのではないでしょうか。

猿桜と静内の対決は、シーズンを通して丁寧に描かれてきた因縁の集大成です。
6話で最初の一番を戦い、7話では猿桜がその恐怖を引きずり続け、8話でようやく再戦を迎える……という3話がかりの積み上げがあっただけに、決着を見たかったという気持ちは自然なことだと思います。

一方で、この終わり方を前向きに評価する声も少なくありません。
勝ち負けという分かりやすい結果よりも、猿桜という一人の男が土俵に向き合う姿勢そのものを描き切ったという見方や、相撲という競技が持つ白黒つけがたい部分を演出として表現したという見方です。

賛否が分かれる終わり方だからこそ、見終わったあともあれこれ語りたくなる作品なのかもしれませんね。

なぜ勝敗を描かなかったのか|暗転エンディングの演出意図を考察

制作陣がこの結末をあえて選んだ理由について、明確な種明かしがされているわけではありません。
ただ、物語全体の作りから考えると、いくつか考えられる意図があります。

この作品が一貫して描いてきたのは「勝敗」よりも「変化していく過程」だったという点です。
粗暴だった猿桜が、四股ひとつを踏むにも心を込めるようになるまでの変化こそが本編の軸になっていたと考えると、最後にどちらが勝ったかという情報は、ある意味で本題ではなかったのかもしれません。

また、相撲という競技そのものが、勝敗だけでは語りきれない伝統や儀礼性を持つ世界として描かれてきたことも関係していそうです。
土俵に上がるまでの過程や覚悟にこそ意味があるという作品テーマと、あえて結果を見せない終わり方が重なっている、と捉えることもできそうです。

シーズン2の可能性を残すための演出という見方もありますが、この点についても公式な説明はなく、あくまで視聴者側の推測の域を出ません。

サンクチュアリで回収されなかった伏線まとめ|七海・龍貴・静内家族の謎

最終話で明かされなかったのは、猿桜と静内の勝敗だけではありません。
シーズンを通して張られていた伏線にも、8話終了時点で回収されないまま残ったものがいくつかあります。

・七海の過去|整形をしたと思われる経緯や、猿桜への本当の気持ちの真相
・龍貴の母親が起こしたとされる八百長事件の、その後の処分や真相
・静内の家族に取材したフリーライターのその後と、取材の動機
・静内が猿桜戦のあとに休場した具体的な理由

これらは続編(シーズン2)が制作された場合に描かれる可能性がある要素として、たびたび話題に上がっています。
現時点では続編制作の正式な発表はなく、描かれるかどうかは分からないというのが正直なところです。

猿桜と静内の因縁を時系列で整理|6話・7話・8話の流れ

猿桜と静内の関係は、8話だけを見ても全体像がつかみにくい部分があります。
2人の因縁を、話数ごとに時系列で整理してみます。

6話|最初の対決と静内の過去

静内が物語の中心として動き出すのがこの回です。
猿桜との一番を戦ったあと、静内は故郷に戻り、自身の重い過去と向き合う姿が描かれます。

7話|消えない恐怖を抱えたまま挑む猿桜

静内との一番で植え付けられた恐怖を、猿桜は克服しきれないまま日々の稽古に向き合います。
完全に吹っ切れた主人公として描かれていないところが、この作品らしいリアリティだと思われます。

8話|再戦、そして暗転

新年の1月場所、初日の相手として、再び静内が立ちはだかります。
土俵に上がった2人が、それぞれの過去や覚悟を抱えたまま立ち合いに臨むところで、物語は幕を閉じます。

3話にわたって積み上げられてきた因縁だからこそ、最後の暗転に「もっと見たかった」という気持ちを抱く視聴者が多いのだと思われます。

サンクチュアリの終わり方を知った時のSNS上の反応

みんなの口コミ
性別・年齢問わず、クラウドソーシングで感想を募集してみました。

男性
一番盛り上がるところで暗転って、さすがにやりすぎじゃないかと思いました。続きが気になって仕方ないです。

女性
勝ち負けを見せない終わり方、最初は戸惑いましたが、猿桜の表情だけで十分伝わってくるものがあったので、これはこれでアリだなと感じています。

男性
40代ですが、相撲を扱ったドラマとしてはかなり丁寧な作りだと思います。ただラストだけは正直言葉を失いました。

女性
静内との決着が見たかったです…!伏線もいくつか残ったままだったので、シーズン2は絶対に作ってほしいです。

男性
一気見した勢いのまま最終話を迎えたので、暗転した瞬間しばらく画面を見つめてしまいました。続編待ってます。

女性
子どもを寝かしつけたあとに一気見したんですが、相撲は結果より土俵に上がるまでの過程が大事な競技だと聞いたことがあるので、あの終わり方も作品のテーマに合っていると思います。

男性
賛否両論なのは分かりますが、個人的には2回目に見返したときのほうが、あの終わり方の意味が腑に落ちました。

サンクチュアリのQ&A

サンクチュアリにシーズン2はありますか?

現時点で、続編制作の正式な発表はありません。伏線が複数残ったままの終わり方のため続編を期待する声は根強くありますが、現状では未定と考えておくのが良さそうです。

サンクチュアリの静内とはどんなキャラクターですか?

猿桜のライバルとなる力士で、幼少期に負った重い過去を抱える寡黙なキャラクターです。静内について詳しくは、別記事でキャラクターの背景を深掘りしていますので、そちらもあわせてご覧ください。

サンクチュアリはどこで見られますか?

Netflixで独占配信されています。Amazon Prime VideoやU-NEXT、Huluなど他の主要な動画配信サービスでの配信は確認できていません。

サンクチュアリの終わり方まとめ

『サンクチュアリ-聖域-』の最終話は、猿桜と静内の再戦が立ち合いの瞬間で暗転し、勝敗もその後の展開も描かれないまま終わります。
積み重ねてきた因縁に決着がつかないことへの不満から「終わり方がひどい」という声が上がる一方、勝ち負けよりも猿桜の変化を描き切った演出として評価する声もあり、評価が分かれる結末となっています。

伏線も複数残ったままなので、続編を期待する気持ちは尽きませんよね。
続報が入り次第、この記事も更新していきます。

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