この記事は【推しの殺人】についての記事になっています。ドラマ版で世間を騒がせた連続殺人事件の犯人は、弁護士の矢崎恭介(増田貴久さん)でした。

一方、事務所社長・羽浦悟を手にかけたのは、ルイ・テルマ・イズミの3人です。

本作には性質の異なる2つの「殺人」があり、それぞれの犯人・動機・結末を順に整理します。

【推しの殺人 ドラマ版のポイント】
・連続殺人事件の犯人=矢崎恭介(増田貴久さん)/第9話ラストで判明
・事務所社長・羽浦悟の殺害=ルイ・テルマ・イズミの3人が関与
・河都潤也は黒幕ではなく、矢崎に監禁されていた側
・最終回で矢崎は警察に連行され、3人は自らの罪と向き合う

『推しの殺人』は、遠藤かたるさんの小説(宝島社文庫/2024年『このミステリーがすごい!』大賞・文庫グランプリ受賞作)を実写化したクライムサスペンスです。2025年10月2日〜12月25日、読売テレビ・日本テレビ系の木曜プラチナイト枠で全13話が放送されました。田辺桃子さん・横田真悠さん・林芽亜里さんが、大阪の地下アイドル「ベイビー★スターライト(ベビスタ)」の3人を演じ、”殺人の隠蔽”と”未解決連続殺人”という2本の軸が絡み合っていきます。

推しの殺人の犯人は誰?ドラマ版の結論

連続殺人事件の犯人は矢崎恭介

ドラマ版で世間を騒がせた、女性の下腹部を斧のようなもので狙う連続殺人事件。その連続殺人事件の犯人は、弁護士の矢崎恭介(増田貴久さん)です。温厚な人物として登場しますが、その正体は連続殺人犯であり、後述するように河都潤也を監禁していた張本人でもありました。

羽浦悟を殺害したのはルイ・テルマ・イズミ

もう一つの殺人は、事務所社長・羽浦悟(田村健太郎さん)の死です。こちらの犯人は連続殺人犯とは別で、羽浦の殺害に関わったのは、ルイ・テルマ・イズミの3人です。イズミが羽浦から暴力を受けていたことをきっかけに、揉み合いの末に3人が殺害に関与し、遺体を山中に埋めて隠蔽します。「イズミ一人の事件」に見えて、実際は3人がそろって背負った罪だという点が重要です。

ここが本作最大のポイントで、「犯人」という言葉が連続殺人事件羽浦殺害という2つの別事件を指します。まずはこの2つを分けて押さえると、物語がぐっと整理されます。

ふみ@管理人
ふみ@管理人
「犯人」と聞くと1人を思い浮かべますよね。でも本作は”連続殺人”と”社長殺し”の2事件が別々に動くのがミソ!ここを分けて読むと一気にスッキリしますよ〜。

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連続殺人犯・矢崎恭介の正体

矢崎恭介は、河都潤也(城田優さん)の大学時代の同級生で、河都に出資してもらって小さな個人事務所を営む弁護士——という立場で物語に登場します。当初は3人に協力する善良な人物のように描かれるため、多くの視聴者が真犯人だと気づけないまま話が進みます。

矢崎が犯人だと判明するのは何話?

第9話のラストで、矢崎が連続殺人犯だと明かされます。河都の妻・麗子(加藤ローサさん)が「離婚が成立したら結婚したい」と迫った直後、矢崎は豹変。ある部屋へ麗子を連れ込み、斧を振り下ろします。この部屋には失踪していた河都が監禁されており、河都の目の前で凶行に及ぶという衝撃的な幕切れでした。読売テレビ・日本テレビ系の公式あらすじでも、第10話時点で矢崎が河都を閉じ込めたうえで連続殺人事件の犯人だったことが描かれています。

河都が犯人だと思われた理由

矢崎の正体が判明するまで、多くの視聴者は河都潤也を黒幕候補と見ていました。河都はルイたちの羽浦殺害・隠蔽の証拠をつかんでプロデュースに介入し、第6話では3人ともみ合った末に動かなくなります。ところがその遺体が現場から消えてしまい、「河都が死を偽装して連続殺人犯として暗躍しているのでは」と疑われたのです。実際には、河都は殺されておらず矢崎に奪われて監禁されていた、というのが真相でした。

矢崎につながる伏線

振り返ると、脅迫状や河都の失踪、麗子への接近といった描写は、いずれも矢崎という一点につながっていきます。断片的に見えた出来事が終盤で回収されていく構成になっており、詳しくは後半の「伏線回収マップ」で整理します。

ふみ@管理人
ふみ@管理人
温厚な弁護士がまさかの真犯人…!私も第9話のラストは思わず声が出ました。河都をずっと監禁していたと分かる流れ、鳥肌ものです〜。

矢崎恭介が連続殺人を起こした動機

「なぜ矢崎は女性たちを狙ったのか」は、犯人以上に検索されやすいポイントです。ここは劇中で描かれた事実と、そこから読み取れる解釈を分けて整理します。

被害者たちに共通していたこと

連続殺人の被害者女性たちには、はっきりした共通点がありました。いずれもエスコートクラブ「Gardenn」に勤務していた女性で、モデルや地下アイドルなど人前に出る職業に就いていた被害者もいたと劇中で示されます。元メンバーの駒場ミチル(なえなのさん)もこの「Gardenn」に在籍していたことが、事件と3人を思わぬ形でつなげていきます。

ルイへの執着と矢崎の目的

終盤の矢崎は、ルイに対して異常なまでの執着を見せ、彼女を自分の”コレクション”に加えようと執拗に迫ります。矢崎の犯行の根底には、こうした女性への歪んだ支配欲や執着があったと考えられます。過去に河都と共有していた秘密を守るために動いていた、という見方も劇中の描写から読み取れますが、この点は解釈の余地が大きいため、参考程度にご確認ください。

ふみ@管理人
ふみ@管理人
動機の手がかりは”被害者に共通する職業”にあります。ここを押さえると、なぜ狙われたのかがグッと見えてきますよ!

羽浦悟を殺害した3人の動機

連続殺人と並行して描かれるのが、物語の発端となる羽浦悟の殺害です。こちらは3人が背負った”もう一つの罪”にあたります。

イズミと羽浦の関係

イズミは、20歳以上年上の羽浦社長と密かに交際していました。羽浦はイズミにDVを繰り返し、薬物にまで手を出させようとしていたとされます。別れ話のもつれからイズミが暴力を受け、助けを求められたルイとテルマが駆けつける——という流れが、事件の起点です。

3人が羽浦の死体を隠した理由

羽浦が動かなくなったあと、3人が選んだのは「3人でアイドルを続けるために隠蔽する」という道でした。イズミの祖父が所有する山に遺体を埋めますが、その現場を金の無心に来た元メンバー・ミチルに目撃されてしまいます。3人はミチルに口止め料を払い、死体遺棄を手伝わせて共犯者にすることで、危うい”一蓮托生”の関係が始まります。なお、このミチルはドラマオリジナルのキャラクターです。

ふみ@管理人
ふみ@管理人
こちらはイズミ一人の事件に見えて、実は3人がそろって関わっているのがポイント。ここを取り違えないのが理解のコツです〜。

推しの殺人の伏線回収マップ

本作は、序盤で「怪しい」と感じた描写が、終盤で矢崎という一点に収束していきます。その時点での見え方と、後から分かることを表に整理しました。見返すときのお供にどうぞ。

伏線・描写 その時点での見え方 後から分かること
河都の不審な言動・失踪 河都が黒幕、または逃亡した? 矢崎に監禁されていた側だった
温厚な弁護士・矢崎 3人に協力する善良な人物 連続殺人犯としての正体
3人に届く脅迫状 正体不明の人物からの脅し 矢崎につながっていく
被害者女性たちの経歴 バラバラの通り魔事件 「Gardenn」勤務という共通点で線になる
麗子への接近 河都夫妻をめぐる問題 第9話で矢崎の本性が露わになる

推しの殺人は原作とドラマで犯人が違う?

原作小説とドラマ版では、事件の構造そのものに違いがあるとされています。ドラマの大きな軸である”下腹部を斧で狙う連続殺人事件”は、ドラマで大きく膨らませた要素だと複数の考察・レビューで指摘されています。

また、元メンバー・駒場ミチルはドラマオリジナルのキャラクターです。河都についても、ドラマでは矢崎に監禁されて生き延びますが、原作では物語の鍵を握る人物として異なる展開を迎えるとされています。

原作の犯人・黒幕像を正確に知りたい方は、宝島社文庫の原作小説そのものでの確認をおすすめします(※原作の詳細は公式に全てが明かされているわけではないため、ここでは断定を避けています)。

推しの殺人の犯人・矢崎は最後どうなる?

矢崎は逮捕される?

終盤、ルイに執着し”コレクション”に加えようと迫る矢崎に対し、3人は睡眠薬で彼を無力化する決死の計画を実行します。斧や被害者の遺品といった決定的な証拠を世間に突きつけ、最終回で矢崎は警察に連行されます。長く続いた恐怖に、ようやく終止符が打たれます。

3人はその後どうなる?

矢崎の事件が決着したあと、ベビスタの3人は自分たちがついてきた嘘と向き合い、羽浦殺害の罪から逃げずに償う道を選ぶ覚悟を決めます。ラストでは3人が警察に連行される直接的な描写はあえて避けられ、余韻を残す形で物語が締めくくられます。

ラストライブの結末

物語の最後を飾るのは、アイドルとしての絆を象徴するライブシーンです。罪を抱えながらもステージに立つ3人の姿で幕を閉じる構成になっており、賛否を含めて大きな話題を呼びました。なお、Huluでは本編最終話のあとに、その”その後”を描くオリジナルストーリーも配信されています。

ふみ@管理人
ふみ@管理人
ラストの畳みかけ、私はライブシーンでちょっとウルッときました…。3人の”その後”まで含めて見届けてほしいです!

推しの殺人はどこで見れる?

ドラマ『推しの殺人』は、Hulu・U-NEXT・Lemino・TELASA・Amazonプライム・ビデオなど複数のサービスで配信されています。中でもHuluは別格で、本編全13話に加え、本編では描かれなかった”その後”を描くオリジナルストーリーまで独占配信されています。「犯人を知ったうえで、もっと深く見届けたい」という方にはHuluが一番おすすめです。

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推しの殺人の犯人に関するQ&A

推しの殺人の連続殺人犯は誰?

弁護士の矢崎恭介(増田貴久さん)です。第9話のラストで、河都を監禁したうえでの連続殺人犯だと判明します。

推しの殺人で羽浦を殺したのは誰?

ルイ・テルマ・イズミの3人です。イズミが羽浦からDVを受けていたことをきっかけに、3人が殺害に関与しました。

河都は連続殺人犯なの?

ドラマ版では連続殺人犯ではありません。むしろ矢崎に監禁されていた側で、黒幕候補と疑われたものの真犯人ではありませんでした。

矢崎は最後どうなる?

最終回までに警察へ連行されます。3人が証拠を突きつけ、無力化する形で決着します。

推しの殺人は原作とドラマで犯人が違う?

連続殺人事件はドラマで膨らませた要素とされ、河都の描かれ方も異なります。原作の詳しい犯人・結末は、宝島社文庫の原作小説でのご確認をおすすめします。

まとめ

『推しの殺人』の「犯人」は、性質の異なる2つの事件に分かれています。世間を騒がせた連続殺人事件の犯人は弁護士の矢崎恭介で、第9話ラストで正体が判明し、最終回で警察に連行されました。もう一方の羽浦悟殺害は、イズミへのDVを発端にルイ・テルマ・イズミの3人が関わった事件です。黒幕候補と疑われた河都は、実際には矢崎に監禁されていた側でした。この2つを混同せずに追うことが、本作を正しく読み解く一番のコツです。ネタバレを踏まえたうえで、3人の”その後”まで見届けたい方は、オリジナル後日談まで配信しているHuluが最適です。

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