作品名 韓国ドラマ『白雪姫には死を~BLACK OUT』(2024年・MBC放送/全14話)
犯人・黒幕 ボヨンの事件:シン・チュホ(演:イ・ドゥイル)
ダウンの事件:パク・ヒョンシク(演:コン・ジョンファン)
隠蔽を指示した黒幕:ヒョン・グタク(演:クォン・ヘヒョ)
動機 ボヨンの事件:息子たちの暴行を隠すためと考えられる(劇中の描写をもとにした考察)
ダウンの事件:密会中の口論で逆上したとされる
黒幕:息子のゴノが関わったと思い込み、守ろうとした(最終回で本人が認める)
凶器・手口 ボヨンの事件:スコップで殴り、廃校の排水溝に遺棄した
ダウンの事件:レンチで殴った
黒幕:事実と違う証言と捏造した証拠で、ジョンウを犯人に仕立てた
関連記事 【ネタバレ】白雪姫には死をの最後はどうなる?最終回14話の結末と全話あらすじ

韓国ドラマ『白雪姫には死を~BLACK OUT』の犯人は、事件ごとに別の人物です。ボヨンを手にかけたのはミンスの父シン・チュホ、ダウンを手にかけたのは病院長のパク・ヒョンシク。2人の死を隠し、ジョンウに罪を着せた黒幕は、警察署長のヒョン・グタクでした。

■ボヨンの事件の犯人:シン・チュホ(ミンスの父)
■ダウンの事件の犯人:パク・ヒョンシク(病院長、国会議員ヨンシルの夫)
■黒幕:ヒョン・グタク(警察署長)。遺棄を指示し、ジョンウを犯人に仕立てた
■隠蔽に加わった同級生:チェ・ナギョム。通報を止め、殺害の映像を隠していた
■解説:犯人相関図/ジョンウが疑われた理由/動機/事件当夜の流れ/伏線/原作との違い

『白雪姫には死を~BLACK OUT』は、韓国MBCで放送された全14話のミステリーです。放送期間は2024年8月16日から10月4日まで(MBC公式サイト)。原作は、ドイツの作家ネレ・ノイハウスの小説『白雪姫には死んでもらう』。主人公のコ・ジョンウ(演:ピョン・ヨハン)は、同級生2人を殺した罪で10年服役し、出所後に11年前の事件の真相を追います。検索では「白雪姫には死を ブラックアウト」と書かれることもあります。

ここから先は、最終回までのネタバレを含みます。

白雪姫には死をの犯人は誰?

事件が起きたのは11年前、大学入学試験の翌日です。ジョンウの家の倉庫で、幼なじみのシム・ボヨンと恋人のパク・ダウンが襲われました。現場に残ったのは血痕だけで、2人の遺体は見つかりません。泥酔して記憶のなかったジョンウが、2人を殺した犯人として逮捕されます。

出所後の再捜査で分かったのは、ボヨンとダウンを手にかけたのが別々の人物だったことです。

ボヨンを殺した犯人

シン・チュホ(演:イ・ドゥイル)
ボヨンを手にかけたのは、ミンスの父シン・チュホ(演:イ・ドゥイル)です。

発端は、ジョンウの同級生ヤン・ビョンムとシン・ミンスでした。2人は倉庫で一緒に酒を飲んでいたボヨンに、性的暴行を加えます(第8話)。そこへ戻ってきたヒョン・ゴノが近づくと、取り乱したボヨンは階段から落ち、頭を打って動かなくなりました(第9話)。

ビョンムの父ヤン・フンスとチュホは、ボヨンをジョンウの車で廃校へ運びます。ところが、着いた時点でボヨンにはまだ息がありました。チュホはスコップでボヨンを殴って命を奪い、遺体を排水溝に捨てています。

この経緯は第11話で、フンスの告白によって明らかになります。第12話では、車から見つかったスコップの指紋もチュホのものと確認されました。

ダウンを殺した犯人

パク・ヒョンシク(演:コン・ジョンファン)
ダウンを手にかけたのは、病院長のパク・ヒョンシク(演:コン・ジョンファン)です。

ヒョンシクは精神科医で、国会議員イェ・ヨンシルの夫でもあります。ダウンとは、周囲に隠れて会う関係でした。事件の夜、2人は倉庫で口論になり、逆上したヒョンシクがレンチでダウンを殴ります。第11話で明かされました。

この場面を見ていた人物が2人います。1人は警察署長の息子ヒョン・スオで、目にした光景を絵に描いていました。もう1人は、ジョンウの同級生チェ・ナギョムです。ナギョムは一部始終を携帯電話で撮影しており、その映像は第13話で、卒業アルバムに隠したメモリーカードから見つかります。

隠蔽を指示した黒幕

ヒョン・グタク(演:クォン・ヘヒョ)
2つの事件を隠し、ジョンウを犯人に仕立てた黒幕は、警察署長のヒョン・グタク(演:クォン・ヘヒョ)です。

グタクは、ジョンウの亡き父チャンスの親友でした。事件の夜、息子のゴノから連絡を受けたグタクは、ビョンムとミンスの父親たちと倉庫へ駆けつけます。そこでボヨンを運び出すよう指示しました(第10話)。

その後は、ジョンウを犯人とする証拠をそろえる側に回ります。刑事課長のキム・ヒドには証拠を作らせ、息子の同級生たちには事実と違う証言をさせました。最終回では勾留中のミンスが、指示を出したのはグタクで、自分たちは従っただけだという趣旨の話をしています。

再捜査が始まってからも、グタクは隠す側のままでした。第11話では、フンスに命じて、ボヨンの父ドンミンへ真相を打ち明けさせます。猟銃を持つドンミンの怒りを、チュホへ向けるためでした。チュホは、遺棄を指示したのはグタクだと暴露する構えを見せていました。

グタク自身は、ボヨンにもダウンにも手を下していません。それでも、ジョンウに11年間罪を背負わせた中心人物です。

ふみ@管理人
ふみ@管理人
実行犯が別々で、しかも隠した人まで別にいる…。「犯人は誰?」の答えが1人で終わらないのが、このドラマのやっかいなところです〜!

白雪姫には死をの犯人相関図【ネタバレ】

誰が何をしたのかを、1枚の図にまとめました。

白雪姫には死をの犯人相関図

図に出てくる人物を、キャスト(演じた俳優)と合わせて表にしておきます。

立場 人物(キャスト) したこと
実行犯 シン・チュホ(イ・ドゥイル) ミンスの父。廃校でボヨンをスコップで殴った
実行犯 パク・ヒョンシク(コン・ジョンファン) 病院長。倉庫でダウンをレンチで殴った
黒幕 ヒョン・グタク(クォン・ヘヒョ) 警察署長。遺棄を指示し、ジョンウを犯人に仕立てた
隠蔽 イェ・ヨンシル(ペ・ジョンオク) 国会議員でヒョンシクの妻。夫の犯行を知ったうえで隠した
暴行 ヤン・ビョンム(イ・テグ)、シン・ミンス(イ・ウジェ) ジョンウの同級生。倉庫でボヨンに性的暴行を加えた
遺棄 ヤン・フンス(チャ・スンベ) ビョンムの父。チュホと一緒にボヨンを廃校へ運んだ
証拠の捏造 キム・ヒド(チャン・ウォニョン) 刑事課長。グタクの指示で、ジョンウに不利な証拠を作った
口止め チェ・ナギョム(コ・ボギョル) 同級生で、のちに女優になる。通報を止めて隠すよう促し、殺害の映像を隠していた
その場にいた ヒョン・ゴノ(イ・ガソプ) グタクの息子。ボヨンの現場にいて、父に助けを求めた
目撃 ヒョン・スオ(イ・ガソプ) ゴノの双子の兄。ダウンの事件を見ていて、遺体を自宅へ運んだ
被害者 シム・ボヨン(チャン・ハウン)、パク・ダウン(ハン・ソウン) ジョンウの幼なじみと恋人
冤罪 コ・ジョンウ(ピョン・ヨハン) 2人を殺した犯人とされ、10年服役した

スオとゴノは双子の兄弟で、イ・ガソプさんが一人二役で演じています。

ジョンウが犯人だと思われた理由

ジョンウが疑われたのは、不利な材料ばかりがそろっていたからです。当時、捜査側が並べたのは次のようなものでした。

  • 現場はジョンウの家の倉庫で、ボヨンとダウンの血痕が残っていた
  • 血の付いたジョンウの運動靴と、凶器とされる工具が見つかった
  • ダウンの祖母が電話越しに聞いたという声が、ジョンウのものとして扱われた
  • その場にいた幼なじみたちは、本当のことを話さなかった
  • 本人は泥酔していて、あの夜のことを何も思い出せなかった
  • 取り調べのなかで、ジョンウ本人が自白させられた

ジョンウは、やったともやっていないとも言い切れないまま有罪となり、10年服役します。再捜査が進むと、これらの材料は1つずつ崩れていきました。

運動靴は一度も履いていなかった

第6話で証拠写真を見たジョンウは、血の付いた運動靴について、サイズが合わず一度も履いていないと指摘します。第13話では、刑事課長のヒドが辞表を出して去る際に、その運動靴と1枚のメモを残しました。メモには、署長の指示で証拠を処分したという趣旨のことが書かれています。

車は誰でも使える状態だった

ボヨンを運ぶのに使われたのは、ジョンウの車でした。ただし、鍵は工具箱に置かれていて、誰でも乗れる状態でした(第4話)。第11話では、事件の夜にこの車が起こした事故を見た人が現れました。降りてきたのは中年の男2人だった、という証言です。

祖母が聞いたのは別人の声だった

第12話で、刑事のノ・サンチョルがダウンの祖母を訪ねます。祖母が電話越しに聞いたのは、低く穏やかな声でした。ジョンウの声ではなかったという証言が、ここで得られます。

ジョンウを犯人にした材料は、作られたものか、取り違えられたものでした。

犯人たちが事件を起こした動機

動機を本人の口から聞ける場面は、多くありません。劇中で描かれることと、そこからの私の解釈を分けて整理します。

シン・チュホがボヨンを手にかけた理由

劇中で確認できるのは、チュホとフンスが、息子たちのしたことを隠すためにボヨンを運び出したことです。廃校で息があると分かった時点では、助けを呼ぶ道も残っていました。チュホが選んだのは、スコップを手に取るほうです。第12話によると、2人はこのことをグタクにも伏せていました。知られれば自分たちの身も危ない、と考えたためです。

ここからは私の考察です。ボヨンが助かれば、息子のミンスが何をしたのかを証言されます。チュホは、息子の将来とボヨンの命を比べて、息子を取ったのだと考えられます。

パク・ヒョンシクがダウンを襲った理由

描かれているのは、密会中の口論と、逆上しての一撃です。前もって計画した犯行としては描かれていません。韓国のスポーツ京郷(2024年9月28日)は第12話について、2人の関係はダウンのほうから近づいて始まったと伝えています。

妻のヨンシルは、夫の犯行を把握していました。ヨンシルは国会議員で、夫の犯行が表に出れば自分の立場も失います。夫婦そろって隠す側に回った理由は、そこにあったと読めます。

グタクが親友の息子に罪を着せた理由

最終回でグタクは、ボヨンの件に息子のゴノが関わったと思い込んでいた、と認めます。現場の倉庫にゴノがいたからです。息子を守るには、別の誰かを犯人にする必要がありました。

そこへ、同じ夜にダウンの事件が重なります。現場はジョンウの家の倉庫で、本人には記憶がありません。ジョンウ1人を犯人にすれば2つとも片づく、という計算が働いたようです。第10話では、グタクが親友のチャンスに、未成年のうちに自白させれば刑が軽くなると説く場面も描かれました。

グタクには、得たものもあります。この事件を解決したとして、警察署長へ昇進しているのです。第9話では、ヨンシルがジョンウを犯人にするよう圧力をかけていたことも、2人の会話から示されました。

私は、グタクが引き返せなくなった理由は、最初の嘘よりもこの11年のほうにあると考えています。息子を守るための嘘は、昇進と議員との関係に結びつき、取り消せば自分の人生ごと崩れるものに変わりました。その間にゴノは、嘘の証言をしたことを悔やみ続けます。第8話の終わりにゴノは自ら命を絶ち、遺書で父にも真実を話すよう求めました。

ナギョムはなぜ黙っていたのか

ナギョムは高校のころから、ジョンウに思いを寄せていました。事件の夜にはジョンウの家を訪ね、ダウンがほかの男と会っていると告げます。怒ったジョンウに追い返されたあと、倉庫に戻って現場を目にしました。ナギョムが現場にいたことは第9話で分かり、第10話でその夜の行動が描かれます。

ナギョムは通報しようとするゴノを止め、その場にいた同級生たちに隠すよう促しました。ダウンが襲われる場面を撮影しておきながら、警察には何も話していません。ジョンウの服役中は面会に通い続け、出所の日にも迎えに来ました。

放送当時の各話レビューは、ナギョムの動機を、ダウンばかり見ているジョンウへの怒りと独占欲だと整理しています。私も同じ読みです。塀の中のジョンウに会いに行けるのは、自分だけ。ナギョムにとっての10年は、ジョンウを独り占めできる時間だったのではないでしょうか。

ふみ@管理人
ふみ@管理人
親友の息子を犯人にした人が、出所後も味方の顔でそばにいる…。事件の夜より、そのあとの11年のほうがぞっとします!

11年前の事件当夜を時系列で整理

各話で少しずつ明かされる当夜の出来事を、1本の流れにまとめました。2つの事件の前後など、細かな順序は大まかな流れとしてご覧ください。

段階 出来事
夜の始まり ボヨンが泣きながらジョンウの車を降りる。ジョンウはナギョムからダウンの話を聞かされて言い争い、1人で深酒をして眠り込む
倉庫(ボヨン) ボヨン、ビョンム、ミンス、ゴノが酒を飲む。ゴノが席を外した間に、ビョンムとミンスがボヨンに暴行を加える
転落 戻ったゴノが近づくと、ボヨンは階段から落ちて頭を打つ。倉庫に来たナギョムは、通報しようとするゴノを止める
父親たちの到着 ゴノが父のグタクに連絡する。グタクは父親たちと駆けつけ、ボヨンを運び出すよう指示する
廃校 チュホとフンスが、ジョンウの車でボヨンを運ぶ。息があると分かり、チュホがスコップで殴って排水溝に遺棄する。帰り道で事故を起こす
倉庫(ダウン) ヒョンシクとダウンが口論になり、ヒョンシクがレンチで殴る。ナギョムが撮影し、スオも見ていた
遺体 スオがダウンを自宅へ運び、温室の地下にある部屋に寝かせる
翌朝 目を覚ましたジョンウが、2人を殺した疑いで逮捕される

ボヨンの件とダウンの件は、同じ夜に同じ倉庫で起きています。2人分の血痕が残った現場と、記憶のないジョンウ。1人にまとめて背負わせる条件が、そろっていたことになります。

白雪姫には死をの犯人につながる伏線を整理

犯人につながる場面を表にまとめました。左と中央の列は劇中で描かれる出来事、右の列は私の考察です。

伏線・描写 劇中で確認できること 考察(私の読み)
第4話、スオが描いた倉庫の絵を、父のグタクが焼いてしまう 焼かれる前にソルが見た絵には、倉庫で倒れた人と、それを見る数人の若者が描かれていた。第11話では別の絵から、スオがダウンの事件も見ていたと分かる グタクは、息子の絵が証拠になりうると分かっていた
第4話、事件当日のガソリンの領収書が見つかる 車の燃料は少なく、廃校までしか走れなかったとジョンウが推理する(第5話) 犯人は村の近くにいる、という最初の手がかり
第5話、ヒョンシクの携帯に、殺した理由を問い詰めるメッセージが届く 送り主はナギョムで、指輪も送りつけていた(第11話) ダウンの事件を知る人物が、村の中にいるという予告
第6話、ジョンウが証拠の運動靴を見て、履いたことがないと言う 第13話、ヒドが運動靴と、署長の指示を記したメモを残して去る 物証そのものが作り物だと、最初に示した場面
第6話、ゴノが温室の花壇からかばんを掘り出し、ジョンウに届ける ボヨンのかばんだった。携帯の映像と下着のDNAから、ビョンムとミンスの暴行が裏づけられる(第7話、第8話) ゴノは11年間、証拠を捨てられずにいた
第9話、ゴノの遺書に、あの日は父も倉庫にいたという趣旨の言葉が残る 第10話、グタクが父親たちと現場に駆けつけ、指示を出していたと分かる 息子の最後の言葉が、父を名指しする証言になった
第11話、事件の夜の事故を見た人が、車から降りたのは中年の男2人だったと話す 運転していたのはチュホとフンス。スコップの指紋もチュホのものと確認される(第12話) 若者による犯行という前提が、ここで崩れる
第13話、ナギョムの卒業アルバムに、ジョンウの写真が何枚も貼られている 写真の裏のメモリーカードに、ヒョンシクがダウンを襲う映像が残っていた 真犯人の証拠を持ったまま、ジョンウへの面会を続けていたことになる

かばんは温室の花壇に、映像はナギョムの卒業アルバムにありました。スオは、見たものを絵に描き続けています。真相を示すものは、11年間ずっと村の中に残っていたことになります。

ふみ@管理人
ふみ@管理人
かばんも絵もメモリーカードも、ずっと手の届くところにあったんですよね…。誰か1人が口を開けば終わっていた11年だと思うと、やりきれません〜。

白雪姫には死をは原作と犯人が違う?

原作は、ドイツの作家ネレ・ノイハウスの小説『白雪姫には死んでもらう』です。日本では酒寄進一さんの訳で、2013年に創元推理文庫から刊行されています。

出版社の内容紹介で確認できる骨組みは、ドラマとほぼ同じです。

  • 空軍基地の跡地で人骨が見つかり、11年前の少女殺害事件の被害者と分かる
  • 犯人として服役した男が、刑期を終えて故郷の村に戻る
  • 男は冤罪を訴えるが村人に受け入れられず、母親は歩道橋から突き落とされる

犯人が誰かは、出版社の紹介には書かれていません。韓国の作品解説サイトでは、原作で「白雪姫」と呼ばれた少女を手にかけるのは元教師の政治家で、医師の妻が隠蔽に動くと説明されています。ドラマでいえば、ヒョンシクとヨンシルの夫婦にあたる人物です。

原作では夫が政治家で妻が医師、ドラマでは夫が医師で妻が政治家です。この説明のとおりなら、犯人の立ち位置は原作を引き継いだうえで、夫婦の肩書きが入れ替わったことになります。犯人まわりは、参考情報としてご覧ください。

はっきり違うのは、物語の中心にいる人物です。原作は、刑事のオリヴァーとピアが捜査するシリーズの1作。ドラマは、服役した本人であるジョンウを主人公にしています。

犯人たちの結末とその後

事件に関わった人物は、最終回までにそれぞれ次のような結末を迎えます。

  • シン・チュホ:第11話で、真相を知ったボヨンの父ドンミンに猟銃で撃たれ、命を落とす
  • パク・ヒョンシク:第13話で何者かに襲われ、遺書を残した自殺に見える形にされる。最終回で死亡が分かる
  • ヒョン・グタク:ダウンの遺体を燃やそうとして火を放つが、ジョンウに助け出されて収監される
  • イェ・ヨンシル:道知事選に敗れ、事件の隠蔽と捏造の容疑で拘束される
  • チェ・ナギョム:証拠を隠していたことが分かって逮捕され、最終回では精神科病院にいる
  • コ・ジョンウ:再審で無罪になり、母と一緒に村を離れる

最終回の流れと全14話のあらすじは、冒頭の表の関連記事でくわしくまとめています。

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白雪姫には死をの犯人に関するQ&A

ビョンムとミンスは犯人なの?

ボヨンに性的暴行を加えた加害者ですが、命を奪ったのは2人ではありません。第8話でミンスは暴行を認めたうえで、殺してはいないと主張します。ボヨンを手にかけたのは、ミンスの父チュホでした。

ゴノは事件にどう関わっていた?

ボヨンの現場にいましたが、暴行には加わっていません。DNA鑑定の結果にも、ゴノの名前はありませんでした。父の指示で事実を伏せてきたことを悔やみ、帰国後にボヨンのかばんをジョンウへ届けています。

ジョンウの母を歩道橋から突き落としたのは誰?

ボヨンの父シム・ドンミンです。第3話の取り調べで、ジョンウの母グムヒを突き落としたと認めました。

スオは犯人なの?

誰の命も奪っていません。ダウンの事件を見ていた目撃者で、ダウンの遺体を自宅へ運んで寝かせていました。スオの描いた絵が、ヒョンシクの犯行を示す手がかりになります。

ヨンシル議員は何をした?

夫ヒョンシクの犯行を知ったうえで隠し、グタクとも手を組んでいました。第11話では、夫を脅していたナギョムに会い、望みを尋ねて取引を持ちかけています。

サンチョル刑事はジョンウの味方?

はじめは、殺人の前科があるジョンウを敵視しています。11年前の捜査の矛盾に気づいてからは再捜査を進め、再審では友人の弁護士を紹介しました。

まとめ


『白雪姫には死を~BLACK OUT』の犯人は1人ではなく、2つの事件に別々の実行犯がいました。

・ボヨンを手にかけたのは、ミンスの父シン・チュホ。廃校でスコップを使った
・ダウンを手にかけたのは、病院長のパク・ヒョンシク。密会中の口論がきっかけだった
・2つの事件を隠し、ジョンウを犯人に仕立てた黒幕は、警察署長のヒョン・グタク
・ナギョムは通報を止めて隠すよう促し、殺害の映像を11年間隠していた
・血の付いた運動靴など、ジョンウを犯人とした証拠は作られたものだった

実行犯、隠した人、黙っていた人。それぞれが別の理由で口を閉ざした結果が、ジョンウの10年でした。誰が何を隠していたかを知ってから見直すと、序盤でジョンウにかけられる言葉の1つ1つが、違って聞こえてきます。

▼スオの絵、ゴノのかばん、ナギョムの卒業アルバム。答えを知った目で、伏線を第1話から拾い直せます
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